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次期朝ドラ『あんぱん』主題歌はRADWIMPSに決定「どんな曲がふさわしいのか迷子になったりも」

クランクイン! / 2025年2月10日 15時15分

連続テレビ小説『あんぱん』主題歌を担当するRADWIMPS

 今田美桜が主演する3月31日スタートの2025年度前期NHK連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌に、RADWIMPS「賜物」が決定した。

 本作は、『アンパンマン』を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)夫婦をモデルにした物語。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描く。脚本は中園ミホによるオリジナル作品だ。主人公・朝田のぶを今田、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海が演じる。

 主題歌を担当するRADWIMPSは、野田洋次郎(vo/gt/pf)、武田祐介(ba)(Dr・山口智史は活動休止中)から成るロックバンド。2001年結成、2005年にメジャーデビューし、ジャンルという既存の枠組みに捉われない音楽性、恋愛から死生観までを哲学的に、情緒的に描いた歌詞で、思春期を過ごす世代を中心に幅広い層に大きな支持を受けている。

 その音楽性はバンドサウンドに留まらず、新海誠監督によるアニメーション映画『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』の音楽全般を担当するなど、劇伴音楽でも多彩な作曲性を発揮。それぞれの作品において第40回、第43回、第46回と3度にわたり日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。2022年公開の実写映画『余命10年』(藤井道人監督作品)でも、劇伴全29曲と主題歌を担当している。

 主題歌を担当するRADWIMPSの野田は、「昨年春にオファーをいただいてから、手紙のように少しずつ届く脚本を読ませてもらいながら曲を育てていきました。読み進めるうちにのぶ、嵩、登場するそれぞれの人物が愛しくなり、時にどうしようもなく苦しくなり。彼らのことが好きになればなるほどどんな曲がふさわしいのか迷子になったりもしました」と回顧。

 主題歌「賜物」については、『朝、出たくない布団から這い出す力が湧くような“効き目”があること』『のぶに負けぬ瑞々(みずみず)しい生命力を持った曲であること』『挑戦と冒険をすること」を主眼に作りました。半年間、『あんぱん』と共に旅ができることを嬉しく光栄に思います」とその創作の意図を語った。

 また、主演を務める今田は「『あんぱん』の登場人物は、それぞれ悩みを抱えながら生きています。でも、悩みがあるからこそ喜びもあることに気づきますよね。そんな喜びの感情やのぶの成長に、主題歌の歌詞やリズムが強く結びついている気がします。皆さんの毎朝を少しでも彩ることができたらうれしいです」とコメントを寄せた。

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