『SHOGUN 将軍』が放送映画批評家協会賞で4冠 真田広之＆穂志もえか＆浅野忠信が受賞

ディズニープラス『SHOGUN 将軍』場面写真

　第30回放送映画批評家協会賞（クリティクス・チョイス・アワード）の授賞式が現地時間2月7日、米カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催され、『SHOGUN 将軍』がテレビ部門作品賞など最多4冠に輝いた。

　本作は、戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』を、真田広之が主演・プロデュースを務め、ドラマ化したもの。徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を演じた真田は、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞に続き、主演男優賞を獲得。また虎永の家臣で野心家の樫木藪重を演じた浅野忠信が、ゴールデン・グローブに続き、助演男優賞を獲得したほか、英国人航海士・按針の妻となる武家の娘、藤を演じた穂志もえかが助演女優賞を獲得した。

　ロサンゼルスの山火事被害を受け、2度の延期を経て開催された今年の授賞式では、映画部門作品賞にショーン・ベイカー監督の『ANORA アノーラ』が輝き、監督賞は『ウィキッド ふたりの魔女』のジョン・M・チュウが獲得。また授賞式では、消防士や警察ら、山火事対応にあたった人々に敬意を表明するシーンもあった。

　第30回放送映画批評家協会賞、主なノミネートと受賞は以下の通り。

■作品賞　
『ANORA アノーラ』

■主演男優賞　
エイドリアン・ブロディ『ブルータリスト』

■主演女優賞　
デミ・ムーア『サブスタンス』

■助演男優賞　
キーラン・カルキン『リアル・ペイン～心の旅～』

■助演女優賞　
ゾーイ・サルダナ『エミリア・ぺレス』

■新人賞　
メイジー・ステラ 『マイ・オールド・アス ～2人のワタシ～』

■アンサンブル演技賞　
『教皇選挙』

■監督賞　
ジョン・M・チュウ『ウィキッド ふたりの魔女』

■アニメ映画賞
『野生の島のロズ』

■外国語映画賞
『エミリア・ぺレス』

■ドラマ部門作品賞
『SHOGUN 将軍』

■ドラマ部門男優賞　
真田広之『SHOGUN 将軍』

■ドラマ部門女優賞　
キャシー・ベイツ『マトロック』

■ドラマ部門助演男優賞　
浅野忠信『SHOGUN 将軍』

■ドラマ部門助演女優賞　
穂志もえか『SHOGUN 将軍』