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舞台『千と千尋の神隠し』、英「WHATS ON STAGE AWARDS」で最優秀新作演劇賞受賞!

クランクイン! / 2025年2月10日 16時20分

「WHATS ON STAGE AWARDS」授賞式より

 英・老舗の演劇賞「WHATS ON STAGE AWARDS」の授賞式が、日本時間2月10日朝(ロンドン時間同日夜)、ロンドンにて開催され、舞台『千と千尋の神隠し』(原作・宮崎駿 製作:東宝 協力:スタジオジブリ 共同製作:PWプロダクションズ)が「Award for BEST NEW PLAY」(最優秀新作演劇賞)を受賞した。

 今年が25年目となる「WHATS ON STAGE AWARDS」はロンドンの演劇ファン参加型の歴史ある演劇賞。昨年暮れにノミネートが発表されており、舞台『千と千尋の神隠し』は、「Awards for BEST NEW PLAY」のほか、「BEST SUPPORTING PERFORMER」(増子
敦貴)、「BEST SET DESIGN」(ジョン・ボウサー、トビー・オリエ)、「BEST COSTUME DESIGN」(中原幸子)、「BEST WIG,HAIR AND MAKEUP DESIGN」(宮内宏明)でノミネート。このたび、「Awards for BEST NEW PLAY」(最優秀新作演劇賞)の栄冠がもたらされた。

 授賞式の壇上には、翻案・演出のジョン・ケアード、プロデューサーの尾木晴佳(東宝)、共同プロデューサーのイアン・ギリー(PWプロダクションズ)が上がり、トロフィーを授与された。

 ステージでジョン・ケアードは、妻で共同翻案の今井麻緒子やカンパニーに感謝を述べ、「日本とイギリスのコラボレーションにより、作品を作れて嬉しいです。イーストエンド(世界の極東)から、(ロンドンの)ウェストエンドへ作品を持ってくるのは大変な苦労がありました。ただ、すべてにおける、本当のマジシャンはスタジオジブリの宮崎駿さんです。彼の素晴らしい映画は、私たち全員に多大なるインスピレーションを与えてくれました」と述べると、会場全体から大きな拍手が沸き起こった。そして最後に日本語で「駿さん、本当に有難うございます」と締めくくった。

 東宝演劇は、1966年に開場した現・帝国劇場で製作した『風と共に去りぬ』の世界初演ミュージカル化を1972年にロンドン・ドルリー・レーン劇場で上演して以来、オリジナル作品を世界へ届けることを目標として、数々の作品を製作し続けてきた。そして、昨年のロンドン・コロシアムで30万人を動員しロンドンを熱狂の渦に巻き込んだ舞台『千と千尋の神隠し』4ヵ月公演が、今回の受賞により、ロンドンで高く評価されたことが改めて証明された。

 舞台『千と千尋の神隠し』は、今年7・8月に中国・上海で上演を予定している。

※宮崎駿の「崎」は「たつさき」が正式表記

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