『秘密～THE TOP SECRET～』薪、鈴木の脳のデータを見て涙 「泣く」「辛い」の声

ドラマ『秘密～THE TOP SECRET～』第3話より

　板垣李光人と中島裕翔がダブル主演を務めるドラマ『秘密～THE TOP SECRET～』（カンテレ・フジテレビ系／毎週月曜22時）の第3話が10日に放送。薪（板垣）が鈴木（中島）の脳のデータを見る場面に反響が集まっている。（※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください）。

　本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。

　脳科学者・貝沼（國村隼）のMRI映像を見て鈴木が亡くなってから3年後、『第九』に1人の新人捜査員が配属される。その男は薪に憧れて『第九』へやってきたというが、現れた男の顔を見た薪は絶句。新人の青木一行（中島）は、死んだ鈴木にそっくりだった。

　青木は、鈴木が薪を襲った理由を知りたくて、鈴木の脳のデータを見ていた。そして鈴木の目を通して、鈴木が見た貝沼の脳もすべて見てしまっていた。薪は一人で鈴木の脳を見ることに。そこには、鈴木が見た貝沼の脳のデータがあった。

　その中で貝沼は「これは薪剛くんへのプレゼントだ。これを見てるのは鈴木くん？　鈴木くんだとうれしいな。たぶん君だろう」と切り出し、自分は進行性の神経疾患で、もうすぐ記憶がなくなってしまうと告白。自分の大切な記憶がなくなることがないように、これから死ぬことにしたのだと明かす。

　貝沼は鈴木に嫉妬していたと言い「私はずっと前に初めて会ったときから薪剛くんのことが大好きだったんだよ。愛おしくて愛おしくてね。だから彼のために第九を作ったんだよ。殺した28人を見たろ？　皆、薪くんに似ていたよね。あれも薪くんへのプレゼントだ。彼の脳の中に一生私が生きるためにね」と衝撃の告白。貝沼は「薪剛くん。愛してるよ」と残して、命を絶った。

　MRI映像を見た薪は泣き崩れ、鈴木が自分の脳を撃ってほしいと言っていたとき「もう誰にもこんな画が見られないように」と話していたことを思い返す。薪は「鈴木」と口にしながら、涙を流すのだった。

　貝沼の告白に視聴者からは「おぞましい」「猟奇的思考」「サイコすぎて鳥肌立った」「ヤバすぎ」などの声が続出。薪の涙や、鈴木の思いにも「鈴木、薪にこの映像を見せたくなくて、自分の脳を破壊したかったんだ」「鈴木は薪に見せたくなかったんだな」「鈴木どこまでも友達想い」「こんなん泣く」「とにかく切ない」「辛い」などの声が集まっている。