『呪怨:呪いの家』堕ちていく女子高生・聖美を熱演した里々佳に注目

クランクイン! / 2020年8月4日 18時0分

『呪怨:呪いの家』場面写真

 2000年のビデオリリースに始まり、ハリウッドでもリメイクされた『呪怨』シリーズを初めてドラマ化したNetflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』。現在配信中の本作で、キーパーソンを演じているモデルで女優の里々佳がその抜群の存在感と体当たりの熱演で注目を集めている。

 『呪怨:呪いの家』は“一軒の家”にまつわる忌まわしい事件と惨劇の連鎖を描くミステリー・ホラー。80年代〜90年代の日本を舞台に、心霊研究家の小田島泰男(荒川良々)や女性タレントの本庄はるか(黒島結菜)といった人々が“一軒の家”に関わることで直面する恐怖を、実際の凶悪事件を交えながらつづっていく。

 里々佳が演じるのは、本作の“影のヒロイン”ともいえる河合聖美というキャラクター。ある事情により転校を余儀なくされた聖美は、転校先のクラスメートに誘われ、他校の男子生徒・桂木雄大(長村航希)と共に“猫屋敷”と呼ばれる無人の一軒家へ。そこで聖美を待ち受けていたのは、クラスメートや雄大からの目を背けたくなるような残酷な仕打ちだった…。

 第1話、ブレザーに80年代風のヘアスタイルで登場する聖美役の里々佳。彼女のスレンダーなスタイルとアンニュイな表情は、まさに“薄幸”を絵に描いたような佇まい。彼女から漂う“この世の不幸を一身に背負ったような悲壮感”は、後に聖美が劇中で見舞われることになる壮絶な被害体験と、猫屋敷で直面する怪異、またそれを境にした悲惨な人生に絶妙な説得力を与えている。

 このような得難い存在感もさることながら、呪いに翻ろうされる聖美の心情を体現した彼女の繊細な芝居も見逃せない。特に物語の時間が90年代に進んだエピソード3「窓辺にいた女」では、悲劇的な出来事に直面した聖美の人格が崩壊するさまを見事に表現。静かな病院の廊下で不気味に笑うシーンには思わずゾクゾクさせられる。また俳優の長村航希を相手にした暴力的で凄惨(せいさん)なシーンの数々や妖艶さを求められるシーンでも、文字通りの体を張った演技を見せている。

 そんな里々佳に対して、ネット上では「里々佳さんの演技は抜群に凄かった」「狂気を感じる」「ガッチリ心を掴まれた」「聖美役の里々佳さんが強烈でした」「彼女の存在感は凄い。荒みと諦めと母性と凄惨な人生を全身で表している」といった演技への称賛も相次いでいる。

 オーディションを経て本作の聖美役をゲットした里々佳は、鹿児島県出身の25歳。上京後、大学からの帰り道に表参道でスカウトされ芸能界入りすると、2015年には1stイメージDVDをリリース。2016年になると舞台にも進出し、同年の12月にはアイドルグループ「恥じらいレスキューJPN」に新メンバーとして加入し、グループの解散直前となる2019年3月まで在籍した。また舞台出演、アイドル活動と並行して「VOCE」「Steady」「美的」などのファッション誌にもモデルとして出演し見事なスタイルを披露している。

 今回の『呪怨:呪いの家』で里々佳を初めて知った視聴者の中には、その美ぼうに「里々佳がひたすら可愛い」「めっちゃかわいい」「ダントツでキレイ」「これからブレイクしそう」というコメントも多く寄せられている。

 『全裸監督』の森田望結、『愛なき森で叫べ』の鎌滝えりなど、新鋭女優の登竜門となりつつあるNetflixオリジナルシリーズ。『呪怨:呪いの家』で鮮烈な印象を残した里々佳も、映画やドラマに欠かせない女優として今後見逃せない存在になりそうだ。(文:スズキヒロシ)

 Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』は配信中。

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