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『さよなら、ティラノ』脚本に大きな影響も 制作時のイメージボード解禁

クランクイン! / 2021年10月8日 9時0分

映画『さよなら、ティラノ』イメージボード

 アニメ映画『さよなら、ティラノ』より、制作時にスタッフが作品のイメージを共有するため作られたイメージボードの一部が、新規場面写真と共に解禁された。

 本作は、シリーズ累計200万部を超える宮西達也の絵本“ティラノサウルスシリーズ”『ずっとずっといっしょだよ』(ポプラ社)など3作品を原作に手塚プロダクションが制作。声優キャストはティラノ役の三木眞一郎、プノン役の石原夏織を筆頭に、悠木碧、石塚運昇らが出演する。監督は静野孔文、オープニングナレーションは原作者の宮西が担当している。

 地上最強の肉食恐竜なのに獲物を狩ろうとせず、暗闇を怖がるティラノサウルスのティラノ。翼が付いた恐竜なのに空を飛べない、プテラノドンの少女プノン。2匹は地上唯一の楽園と呼ばれる“天国”をめざして旅をする…。

 音楽は、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』以来33年ぶりにアニメーション映画を担当する坂本龍一。“ティラノ”と“プノン”の大冒険を壮大で神秘的な音楽で盛り上げる。その坂本のもとにハナレグミとコトリンゴが集い、坂本慎太郎が作詞したエンディング曲「楽園をふたりで」を歌唱する。

 脚本を担当するのは3名。脚本制作会社「ストーリーライダーズ」を立ち上げ、自身でもゲームや実写ドラマ、児童向けアニメとさまざまなジャンルで活躍する佐藤大が、人気脚本家・うえのきみこと若手児童文学作家の福島直浩に声をかけ共作した。そこで大切にされたのは、宮西が描こうとする世界。本来は相容れることのない肉食恐竜と草食恐竜が交流し、シンパシーを感じることで愛が生まれ、そして最後に別れがある。そんな原作が内包するテーマを、どう1本の物語にまとめるのか。

 制作プロデューサーの鈴木良美は「この3名の脚本家と物語を生み出す中で、作画監督の江口摩吏介(『あらしの夜に』『銀河鉄道の夜』など)によりイメージボードが作成され、内容、構成や世界感が作られていきました。氷河期直前の地球が舞台なので、創造の世界で物語を進行させていかなくてはならない中、共通なイメージを持つために作られたイメージボードは最終的に148枚にも及びました」と明かす。

 鈴木はまた、本作を子供たちにティラノとプノンの冒険物語のエンターテインメントとして楽しんでいただきたいとしつつ、「この映画のベースのテーマになっている【孤独と異文化の交流】というのは現代社会でも身近になってきたテーマであるため、大人の方々にはドキュメンタリー的な視点で、恐竜たちのそれぞれの【行動や選択】を追いかけてみてもらってもよいと思ってます。たくさんの才能が結集し、静野監督によってパッケ
ージングされた良質で見やすい作品に仕上がりました」と語っている。

 アニメ映画『さよなら、ティラノ』は、12月10日より全国公開。

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