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たかが楊枝。されど楊枝。職人技光る「さむらい楊枝」が可愛くて楽しい~!

イエモネ / 2020年9月27日 20時0分

iemone.jp

お茶菓子をいただくとき、フルーツやお弁当のおかずを食べるとき・・・さらには食事の後の歯の掃除など、多岐にわたって活躍する「楊枝」。現代では楊枝を日常的に使う人がいれば、反対になかなか手にする機会がない人もいるという両極端な状況にあるのかもしれません。その起源は古く、ネアンデルタール人の時代からさまざまな形で私たちの暮らしを支えてきた「楊枝」は伝統技術を守りながら、今も進化を続けているようです。今回は、楽しくなる楊枝「さむらい楊枝」をご紹介します。



たかが楊枝。
されど楊枝。



これからご紹介するのは、職人さんたちが1つ1つ丁寧に作る「楊枝」。

いつもどこでも使いたい粋な「さむらい楊枝」でござーい。



楊枝は10万年前から使われている!

楊枝を初めて使ったのは10年前に存在していたネアンデルタール人だといわれています。

彼らの歯の化石には、縦の筋が見られ、これは堅い楊枝で歯をこすった跡だと推測されているのだとか。



その後も紀元前500年頃のお釈迦様の逸話に登場し、江戸時代、そして、現代までずっと「楊枝」は私たちと共に生きてきたのです。



唯一の楊枝専門店「さるや」

職人さんが1本ずつ作る「さるや」の楊枝

「さるや」は、宝永元年(1704年)創業の唯一の楊枝専門店です。



折ると芳香があり、楊枝の最も貴重な材料とされる植物「黒文字(クロモジ)」を使用し、 高級和菓子用の楊枝や贈答用の桐箱に入った楊枝などさまざまな楊枝を300年にわたり作り続けているそうです。



楊枝の材料は黒文字という植物

「さるや」は黒文字・楊枝専門店として、由緒ある料亭や和菓子の銘店などにも愛されているんですって。



さむらい楊枝

「さるや」が作る数々の楊枝の中から今回ご紹介するのは「さむらい楊枝」。



武士は貧しくても気位を高く持って生きるという意味もある「武士は食わねど高楊枝」という言葉があるように、楊枝といえば「武士」とも関係が深いものかもしれません。



そんな武士をモチーフにした楊枝が「さむらい楊枝」です。



「さむらい楊枝」にも採用されている黒文字楊枝の特長は、しなやかで歯あたりがよく、弾力性に富んで折れにくく、ささくれることもありません。



職人さんによって1本ずつ作られた黒文字楊枝。

そこに「さむらいの一言」が書かれた小さな紙が巻き付けられています。



その紙には、例えば「これにて御免」という言葉と英訳した「Good bye now.」の文字が書かれており、1つ楊枝を使う度にさむらいの言葉を楽しむことができますよ!



さむらいの一言が楽しい。

他にはどんなさむらい言葉があるのか気になります。



デザインは「剣豪」「忠勤」「浪人」の3種。



剣豪

富士山と剣豪のデザイン

忠勤

おさむらいさんたちが全体にデザインされています

浪人

楊枝をくわえた浪人のデザイン

300年以上も続く老舗楊枝専門店が作る楊枝。



そこに おしゃれで可愛いパッケージ、そして、さむらい言葉という楽しみが加わりました。



自分だけではなく、誰かに使って欲しい「さむらい楊枝」。

ここぞという時にさりげなく出したい。
だから、明日からバッグに忍ばせて、お出かけしましょ!



商品名:さむらい楊枝
価格:1,100円(税込)
URL>>>https://www.nihonbashi-saruya.co.jp/product/samurai/#product3



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