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【完売続出】人気の「食物連鎖ぬいぐるみ」の制作秘話を聞いてみた!

イエモネ / 2020年11月9日 20時0分

iemone.jp

今、SNSで注目を集め、売り切れ続出のぬいぐるみがあるのをご存知ですか? ぬいぐるみならではのやわらかさ、可愛らしさを楽しみつつ、 生き物についての知識を深められる「Sense of wonderシリーズ」から登場した、北極と南極の食物連鎖を表現したぬいぐるみ。それぞれ4種の生き物が順番にお腹に入るようになっており、衝撃的! でも、可愛いと話題です。そのぬいぐるみ「食物連鎖」の誕生秘話などを広報の方に聞いてみました!



命あるものは、他の命を食べることでその命を長らえている。
そんな食物連鎖がわかりやすく、可愛いぬいぐるみになりました。



「食物連鎖」がぬいぐるみに

商品に取り付けている下げ札で「食物連鎖」が説明されています
(C)AQUA Inc.

動物園や水族館の中にある売店の運営も行っているぬいぐるみメーカー「株式会社AQUA」 から誕生したのが「食物連鎖」を表現したぬいぐるみ。

SNSなどを中心に話題になり、ネットショップでは品切れが続いています。

「食物連鎖・北極」と「食物連鎖・南極」の2種類のぬいぐるみをご紹介します!



「食物連鎖・南極」

オキアミ→魚→ペンギン→シャチ

南極の食物連鎖では、オキアミ→魚→ペンギンの順番にシャチのお腹の中に入れることができるようになっています。



それぞれが捕食者の口に入るようになっていることで、食物連鎖の順番がわかりやすくなっています。



すべての生き物がシャチのお腹の中に入ったところ

「食物連鎖・北極」

オキアミ→魚→アザラシ→ホッキョクグマ

北極の食物連鎖ではオキアミが魚に食べられ、魚はアザラシに食べられ、そのアザラシをホッキョクグマが食べる様子が表現されており、ホッキョクグマのお腹の中にすべて入れることができます。



すべての生き物がお腹の中に入ったところ

もちろん、大きな動物も命が終われば微生物などに分解されて、また他の生き物に食べられ・・・と食物連鎖は続いていきます。



誕生秘話などを広報さんにインタビュー

「食物連鎖」のぬいぐるみはどのような経緯で作られたのか、その誕生秘話などをぬいぐるみ・雑貨の製造販売や水族館・動物園内等の売店・飲食店の運営を行い、「食物連鎖」のぬいぐるみを制作したメーカー・株式会社AQUA広報の宮地真希子さんにお聞きしました。



−−なぜ食物連鎖ぬいぐるみを作ろうと思ったのでしょうか

生態や生育環境に興味を持ってもらいたいと作られた

動物園や水族館は動物のこと、人間と生物の関わりを感じて考えていただく場所。



私たちは動物園や水族館の中にある売店の運営も行うぬいぐるみメーカーとして、お客様に「可愛い!」や「面白い!」と感じていただける製品を作ることから一歩踏み込んで、間近に見た生き物の生態や生育環境にも興味を持っていただきたいという思いから「Sense of wonder (センスオブワンダー)シリーズ」を開発しました。



このシリーズには「うまれてくるよ」「食物連鎖」「ごはんちょうだい」の3つの種類があります。

動物園や水族館にいる生物が、本来はどのような場所で何を食べてどのように生きているのか、そして、生きていくことの厳しさやその環境についても興味を持っていただきたいという思いから「食物連鎖」をテーマの一つに選びました。



−−商品化までに苦労や工夫した点はありますか?

シロクマも微生物に分解され食物連鎖は続く

ぬいぐるみならではのやわらかさ、可愛らしさを楽しみつつ、生き物についての知識を深めていただきたいという思い、そして、生態や生育環境に興味を持つ「入り口」になるよう「リアルすぎない」、「遊びやすい形状」を心がけました。



ぬいぐるみの表現上、サイズが大きいシャチやシロクマが自分より小さな生命を食べるところまでのように見えてしまいますが、食物連鎖とは、その先にシャチやシロクマの死骸を微生物が分解し、それを養分として植物プランクトンが育ち、オキアミがそれを食べるという生命の繋がりを指します。



その部分については、商品に取り付けている下げ札(購入後に取り外すことも可能な商品説明の紙)で補足できるように通常よりもサイズを大きくし、イラストや専門家の監修を受けた文章で表現しています。



また、オキアミは生態系全体に大きな影響力を持つ重要な生物なので外せないのですが、ホッキョクグマやシャチとの大きさの比率を重視すると小さくなりすぎて縫製ができないので、実際の比率からするとかなり大きめになりました。また、さらに小さいプランクトンや微生物までの表現は含められませんでした。



食物連鎖を意識しながら、ぬいぐるみで遊んでいただき、学びのきっかけのひとつになれたら幸いです。



−−今後、他の動物での食物連鎖ぬいぐるみの開発予定はありますか?

Sense of wonder (センスオブワンダー)シリーズ

「Sense of wonderシリーズ」として商品展開をしていきます。必ずしも食物連鎖とは限りませんが、現在水族館や動物園の飼育員さんのご意見を取り入れながら商品の開発を進めています。



−−最後にイエモネ読者にメッセージをお願いします

 海の中をイメージしたお店「AQUA SHOP LUCE(マクセルアクアパーク品川内) 」

私たちはぬいぐるみメーカーでありながら、“店舗は施設の最後の展示場所”を基本コンセプトとして、商品の企画・開発や店舗の運営、内装デザインなど、より一体感を持った店舗づくりにも取り組んでいます。



小動物の目線の世界をイメージしたお店「Gift Shop Petit Monde(福岡市動植物園内)」

国内外のデザイナーや日本の技術、老舗メーカーとコラボレーションした雑貨やお菓子などの商品も企画・開発していますので動物園や水族館を楽しんだ後、さらに私たちのお店でも楽しんでいただきたいと思います。



ぜひ、動物園や水族館に遊びに来てください!



食物連鎖ぬいぐるみは、一部の直営店舗で販売中です。11月5日にオンラインショップ(Amazon)で予約購入が開始しましたので、欲しい方はぜひご予約を!



今回ご紹介した「食物連鎖」のぬいぐるみは、可愛くてインパクトもあって・・・でも、そこには生き物の生態系や生育についてを知って欲しいという熱い思いが込められていました。



動物園や水族館ではその可愛らしい姿に癒されたりするものですが、一方で自然界の厳しさや現実などもしっかり学んでいきたいですね。



食物連鎖のぬいぐるみ、そして「Sense of wonderシリーズ」 には今後も注目です。



やっぱり可愛いな。
欲しい~!



取材協力:株式会社AQUA
画像提供:株式会社AQUA



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