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【二十四節気】2024年の「大雪」はいつ?読み方や意味は? 何をする?

イエモネ / 2024年1月24日 15時46分

iemone.jp

【2024年1月24日更新】「大雪(たいせつ)」は、季節の指標である「二十四節気」の21番目の節気。「雪が降り積もる時期」という意味で、2024年は11月7日(土)〜12月20日(金)です。この頃「冬将軍」と呼ばれる厳しい寒さが訪れ、日本海側は雪が降り、太平洋側は空っ風(からっかぜ)が吹くようになります。日照時間が短くなるこの時期の過ごし方や、旬の食材を紹介します。



12月7日頃からの半月間は、「大雪」と呼ばれる季節。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。



大雪とは?

大雪とは「雪が降り積もる時期」という意味。その名の通り、地域によっては雪の日が増え、本格的な冬が始まります。二十四節気の21番目で、冬を6つに分けたうちの3番目の節気。毎年12月7日〜12月22日頃にあたります。



クマやカエルなどの動物が冬眠に入るのもこの頃。動物たちは3月初旬の啓蟄(けいちつ)まで起きません。



人間も日照時間が短くなると、活力が落ち気味に。次の節気は日照時間が1年で最も短い「冬至」で、年末の忙しさも加わって体調を崩しやすくなります。大雪からしっかりと体調管理をして、年末のラストスパートに備えましょう。



厳しい寒さ「冬将軍」が到来



大雪の頃に日本に訪れるのが「冬将軍」です。冬将軍とは、シベリア方面から到来する厳しい寒さのこと。ナポレオンがロシアを侵攻しようとした際に厳寒が原因で敗戦したことから、厳しい寒さを擬人化して言うようになったそうです。



冬将軍が到来すると、日本海側には降雪を、太平洋側には乾燥した冷たい「空っ風」をもたらします。12月初旬とはいえ、1月の「大寒(だいかん)」の頃と同じくらいの寒さになり、「真冬並みの寒さ」と表現されることも。大雪までに防寒の備えを完璧にしておきましょう。



脂の乗った「寒ブリ」が旬!



大雪に決まった行事食はありませんが、この時期に旬を迎えるおすすめの食材は「ブリ」。12月〜2月初旬に日本海側で水揚げされる天然のブリは「寒ブリ」と呼ばれる一級品です。



寒ブリの特徴は、産卵や越冬のために栄養をたっぷり蓄えた丸太のようなフォルム。脂がのりにのった寒ブリが手に入ったら、ぜひお刺身やブリしゃぶでいただきましょう!



監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。
http://wa-bunka.com/





[All Photos by shutterstock.com]






https://iemone.jp/article/lifestyle/iemone_editors_42498/



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