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乃が美推奨、冷凍厚切り食パンをおいしく焼けると評判の「オーブントースター ビストロ」!サクモチ感を検証

イエモネ / 2021年1月24日 7時30分

iemone.jp

世の中はおいしい食パンの大ブーム。東京都心の有名店から始まったこのムーブメントは郊外まで広がってとどまるところを知りません。そして、食パンをおいしく焼き上げるトースターも、シンプルなものからハイエンドなものまで出そろってきました。今回は2月1日にパナソニックから発売される「オーブントースター ビストロ」を検証してみます。推定販売価格が2万5,000円前後(税抜)と言われているハイエンド機種。初めてトースターに「ビストロ」というブランド名が使われたそうです。



食パンブームに潜むちょっとしたお悩み・・・

パンとスープ

欧米の食パンは、比較的薄めにスライスしたものをトーストして、バターやジャムをたっぷりつけてといった食べ方が主流。



一方、日本の食パンは、焼かずに生のままで、何もつけなくても1斤食べられるといったものも人気で、世界の中でも独自路線を歩んでいるようです。それに、生クリームを使ったリッチなものだったり、逆に砂糖も最小限にして小麦粉の味を楽しむものだったりと、食パンといえどもいろいろなタイプがあります。



そしてトレンドは厚切り。表面のカリカリと内側のモチモチをしっかり楽しむには4枚切りぐらいがちょうどいいようです。



でも、そのトレンドで食べる側にちょっとしたお悩みも発生しました。



おいしい食パンがいろいろあって、どれも食べてみたいと買って帰ると、結局食べきれない・・・、ということに。



冷凍食パン

そんな背景もあり、「おいしい食パンを冷凍保存しておく」という人が以前よりも増えているそうなんです。



でも、冷凍した厚切りパンをそのままトーストすると、内側が冷たかったり、逆に外側が焦げてしまったりと、なかなか上手に焼けません。これがまた悩みどころです。





しかし心配御無用、この「オーブントースター ビストロ」には「冷凍あつぎりトースト」モードがあるんです。



3種類のトースターで食べ比べ!内部温度は?

パンの温度計測

用意したのは、
① 10年以上前に購入した、ピザストーンでおいしいピザを焼けるというイタリアメーカーのトースター
② 少し前から人気の水を使うタイプ
③ オーブントースター ビストロ
の3機種。パンはシンプルな材料で一般的なおいしさの「超熟」の4枚切りです。



どれも表面の焼き目が同じようにきつね色になるまで焼き、内部の温度を測ります。



10年落ちイタリアのトースター

表面の見た目が同じになるくらい焼きましたが、内側がなんだかちょっとトロっとしたような感じです。内部の温度は57度。もちろん温かく感じる温度なのですが、焼ききれてないような印象でした。厳しいことを言うと、ちょっとダレてしまったような食感です。冷凍の6枚切りならいつもおいしくいただいてますから、4枚切りの厚みのせいだと思います。



そういえば、イタリアでは今日本で人気のこんなに厚いもちもちパンは一般的ではないと思うので、これはしょうがないですよね。



水を入れて焼くハイエンドトースター

こちら、表面のサクッと感が抜群です。歯から耳に伝わる音もいい。内部の温度は58度でイタリアのトースターと違いませんが、内側でもパンの繊維状の食感がしっかりと残っていて、モッチリというよりは中までサックリ。さすが、おいしいです。



今回は、普段からこのトースターを使って冷凍した4枚切りを焼いて食べているいるという友人に焼いてもらったので、とってもおいしく仕上がりました。このようなトースターの多くと同様に、冷凍の状態から厚切りパンを焼く自動モードはついていないので、焼き時間を調整しながら何度か試してコツをつかんだとのことでした。探求心のある人には楽しめるトースターと言えるかもしれません。



ビストロはサクサクあつあつモチモチの仕上がり

温度計

本体正面にあるダイヤルをくるくる回して、「冷凍あつぎりモード」を選択して焼き色は普通(5段階のうちの3)で焼きました。表面が他のものと同じように焼きあがりました。そして、その中心に温度計を入れてみるとなんと84度。(上の写真、50と書いてあるのはこの温かさになったら電子音が鳴るというモードの設定で、今回は関係ありません)



さっそく二つに裂いて食べてみると、表面はサクサク、そして中はあつあつでモチモチの仕上がりになっていました。ご飯なら炊きたてといった感じです。これは、他の2つのトースターのときとは全く違った印象。内側のもっちりとした口当たりにほっこりさせられます。



これは「近赤外線」を使って内側を温めるからできるんだそうで、特に冷凍パンにはうれしい機能です。それに、「スタート」を押すと「残り時間を調整しています」と表示されてて、最適な焼き時間に調整してくれるのもすごい。



アレンジ トーストの焼き加減が絶妙

エッグトースト

新搭載の【アレンジトースト】モードも試してみました。説明書に記載されていた「エッグトースト」を作ってみます。パンの縁に沿ってマヨネーズで土手を作ってたまごを落としたら、焼き加減を長めに設定【アレンジトースト】【焼き加減:4】。焼き加減1~2では卵が固まらないそうです。



いやぁ、このマヨネーズの焼け具合が絶妙です。パンの耳のあたり、サクサクカリカリで香ばしい。それにタマゴがちょうど半熟でとろーりトロトロ。



エッグキャベツトースト

こちらはキャベツに軽く塩を振って揉んで水分を絞り、それを土手のように置いて、同じように焼いたものです。キャベツがちょっと焼けて甘みが増しておいしい。水分も飛ぶので、サラダのキャベツとは違った味を楽しめます。



大人のチョコレートケーキ|イエモネオリジナル

チョコレートケーキ

もちろん、オーブントースターですから温度・時間も手動で設定ができます。しかも液晶画面に数字が表示されるので、ダイヤル式よりもきっちりセットできたように感じられます。



ということで、ケーキもおいしく焼けました。今回はベイリーズというキャラメルテイストのお酒を入れてみます。お酒が不得意なら、代わりにピーナッツバターを入れます。



材料

材料:ココット(直径8㎝)2個分




無塩バター
小さじ1/2  大さじ1
ココア

小さじ1

チョコレート

60g

たまご

1個

グラニュー糖

大さじ1.5

ベイリーズ又はピーナッツバター

大さじ1



少々

小麦粉

小さじ2




作り方:
① バター小さじ1/2を、ココットの内側にぬり、ココアを茶こしで振りかける。
② バター大さじ1とチョコレートを湯煎にして溶かす。
③ たまご、グラニュー糖、ベイリーズ(またはピーナッツバター)をボールに入れてよく混ぜ、次に②をいれてよく混ぜ、さらに塩を入れて軽く混ぜる。
④ ③をココットに入れてオーブンに入れ、手動メニューで温度を180度に、時間を10分に設定して焼き、取り出して3分置いたらココットから取り出す。



一人暮らしでもオーブン料理を手軽に



もし電子レンジをもう持っていてオーブンを買おうか迷っているなら、オーブントースターも選択肢の一つです。例えばグラタンを一皿作るなら、小さくて庫内がすぐ温まるほうが便利。温度と時間をレシピ通りにきちんと設定できれば、調理開始から完了まで、放っておいても安心です。



オーブンレンジにもトーストを焼けるものがありますが、途中でひっくり返さなければならなかったり面倒なものも多いのですが、やっぱりトースターならパンを焼くことを第一にしていますから、簡単においしく仕上げることができます。



自宅で過ごすことが多くなり、うちでの生活にもだんだん慣れてきて、もうちょっとこだわってみたいな、何か新しいレシピにも挑戦したいなと考え始めたなら、オーブントースターを見直すのもいいと思いました。



オーブントースター ビストロ
NT-D700 | トースター | Panasonic



[All photos by Atsushi Ishiguro]



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