【知って得する引っ越しテク】第1回 ものを整理して引っ越しコストをダウン!
イエモネ / 2021年2月23日 7時30分
引っ越しはやることがいっぱい!業者の手配や値段交渉、荷造り、不用品の処分、電気や水道の手続きなどで大忙しです。引っ越しの作業がスムーズに進むように、事前の下調べや準備を万全にしておきましょう。整理収納アドバイザーで引っ越しや住み替えのサポートも行っている松田純子さんに、「知っておくと得する引っ越しライフハック」をお聞きしました。全4回でお届けします!
引っ越しの荷物は5人家族で100箱も?!
Q.引っ越しで大変な「荷造り」ですが、どのくらいダンボールが必要になりますか?
![](https://iemone.jp/iemone-cms/wp-content/uploads/2021/02/154804-01.jpeg)
松田さん:荷物の量は、一人あたりダンボール10~20箱くらいが目安です。家にものが多い人や、本や趣味のグッズをコレクションしているという人はもっとたくさんのダンボールが必要になります。また、家族での引っ越しなら、その人数分、必要なダンボールが増えます。単純計算でも、5人家族なら100箱。すごい数ですよね!
Q.引っ越しの荷造りの負担を減らす良い方法はありますか。
松田さん:荷物の量が多いと、荷造りに時間がかかりますし、体力も必要です。また、ダンボールの数が多いとその分、何をどこに入れたのか分からなくなり、手間も増えてしまいます。
荷造りの負担を減らすには、ものを「要・不要」に分け、しっかり整理することです。普段から、もしくは引っ越しが決まったらその日から、少しずつ身の回りの品をチェックして、不要なものを整理していきましょう。
引っ越しは片付けのチャンス
![](https://iemone.jp/iemone-cms/wp-content/uploads/2021/03/154804-shutterstock_1005636649.jpg)
Q.引っ越しでどのくらいの不用品が出るものなのでしょうか。
松田さん:人にもよりますが、ゴミ袋10~30袋くらいは不用品が見つかります。引っ越しの1カ月前くらいから、ゴミの日に合わせて少しずつ不用品を捨てていけば、荷造りの前にものをぐっと減らすことができて、楽になりますよ。
引っ越しはすべてのものを出し入れすることになるので、持ち物を総ざらいしてチェックできるまたとないチャンス。
つい何でもため込んでしまう癖のある人は、ぜひこの機会に1つ1つものと向き合って、本当に必要なものかどうかを見直してください。また、普段から積極的に不用品を処分している人でも、なんとなく見過ごしてしまっているグレーゾーンのものが結構家の中にあるものです。一年以上使わなかったものや、存在を忘れていたものなどを見つけたら、処分をおすすめします。
ものを整理して暮らしの質向上。コストダウンにも!
![](https://iemone.jp/iemone-cms/wp-content/uploads/2021/03/154804-shutterstock_1413157547.jpg)
Q.捨てるべきかどうか迷ったときはどう判断すればよいですか。
松田さん:引っ越しは、住まいが変わり、心機一転、新しい生活がスタートするタイミングです。新生活のイメージを膨らませ、理想の暮らしに合わせてものを絞り込むことで、手放しやすくなりますよ。
また、引っ越し先の住まいの間取りや収納スペースと照らし合わせて考えるのも1つの手です。せっかくの新居に、ものをぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、その後の暮らしが不便になります。ものは収納スペースの7割にとどめ、余裕があるくらいがベスト。新居ですっきりと暮らすイメージを持って、ものと向き合ってみてくださいね。
それから、ものを減らすことで、引っ越し費用を安くすることができます。ダンボールの数が少なくなれば、その分、トラックのサイズが小さくなり、引っ越し作業員の人数も減らすことができます。コストダウンにつながるという意識も持つといいですよ。
Q.大型のものや家具を捨てたいときはどんな処分の方法がありますか。
![](https://iemone.jp/iemone-cms/wp-content/uploads/2021/03/154804-shutterstock_1719194608.jpg)
松田さん:引っ越し業者によっては、引っ越しで出た不用品をそのまま引き取ってくれるサービスを行っているところもあります。料金は有料のことが多いので、事前に見積もりを取るようにしましょう。廃品回収を専門に行っている業者もあるので、合わせて見積もりを取って検討するのもよさそうです。ただし、引っ越しシーズンは問い合わせが増え、希望の日に回収を依頼するのが難しくなります。利用する際は、できるだけ早めに問い合わせをするようにしましょう。
自治体によっては、ごみ焼却施設へ直接ゴミを持ち込むことができる場合もあります。有料で受け付けていることが多いですが、持ち込みなので業者に依頼するよりコストはかからないはずです。居住地のごみ焼却施設か役所へ問い合わせをしてみて、持ち込みが可能かどうかや料金について確認してみてくださいね。
まだ使えそうなものならば、地元情報サイトに登録して、ものを無料でゆずったり、販売したりする方法もあります。リサイクルにもなってエコですし、他の人に買ってもらうことができれば不用品がお金に変わり、家計も潤います!
次回、第2回は「プロ直伝!荷造りのコツ」をお届けします。お楽しみに!
松田純子
整理収納アドバイザー。東大阪を拠点に、片付け相談&出張訪問で整理収納をサポート。家の中の書類管理としてファイリング作業にも対応している。"笑顔が増えるお片付け術"で、自分も家族も笑顔になる暮らしづくりを目指し日々活動中。
HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/sumikko/
Instagram:https://www.instagram.com/sumiko_da_/?igshid=1iz2225f6qw9z
Twitter:https://twitter.com/sumiko_da_
>>>【知って得する引っ越しテク】第2回 プロ直伝!荷造りを楽にするスケジュールと手順
>>>【知って得する引っ越しテク】第3回 荷造りの必須アイテムと便利グッズ7つ
>>>【知って得する引っ越しテク】第4回 引っ越し費用がぐんと安くなる見積もりの交渉術!
>>>お部屋スッキリ、掃除もラク!浮かせる収納アイデア5選
>>>それ、不要かも!?自称ミニマリストが断捨離してよかったと実感したアイテム5つ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
そろそろ自宅の「終活」をしたいけど何から始める? まずは生前整理から!
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月11日 3時10分
-
いらないモノを捨てたら「お金力」がアップする理由
オールアバウト / 2024年7月10日 21時40分
-
【売る?解体して捨てる?】いらない衣装ケースの捨て方・最新7選!リメイク術も
ハルメク365 / 2024年7月7日 20時55分
-
突然親の介護がスタート→“地獄になった部屋”をプロが1日片付けたら…… 驚きの結果に「涙が溢れました」
ねとらぼ / 2024年6月29日 21時0分
-
「モノ屋敷の実家を片付け」嫌がる母と攻防の顛末 「絶対に捨てられない母」をどう説得したのか
東洋経済オンライン / 2024年6月29日 13時0分
ランキング
-
1「健診でお馴染み」でも、絶対に"放置NG"の数値 自覚症状がなくても「命に直結する」と心得て
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 17時0分
-
2平日は毎日「レッドブル」を飲んでいます。「1日の飲料代」として高すぎますか? また、体への悪影響はないでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月20日 3時20分
-
3新型コロナワクチンの定期接種、10月から開始…全額自己負担の任意接種費は1万5000円程度
読売新聞 / 2024年7月21日 19時21分
-
4みなとみらいに爆誕「巨大フードコート」のスゴさ 「ワールドポーターズ」で世界の味を楽しめる
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 12時0分
-
5Q. 雷が鳴っている間、コンセントに繋がなければノートパソコンを使っても大丈夫ですか?
オールアバウト / 2024年7月19日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)