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モヤシの冷凍方法は? 栄養・消費期限・保存法・レンジ加熱テクも【専門家監修】

イエモネ / 2022年2月11日 7時30分

iemone.jp

モヤシは安価で家計に優しいだけでなく、低カロリー&栄養豊富で体にも優しい野菜。ですが、とても傷みやすくて消費期限が短いため、使いそびれて泣く泣く捨てたことがある人もいるのでは? そんな残念なフードロスをなくすために、モヤシの鮮度を保つテクや冷凍保存の方法を知っておきましょう。シャキシャキの歯ざわりが残るように調理するコツや、適切な茹で時間なども紹介します。



【特徴】冷暗所で豆類を発芽させた若芽。緑豆モヤシが主流



「モヤシ」とは特定の植物名ではなく、豆類や穀類の種子を水に浸し、冷暗所で発芽させた若芽の総称。一般に「モヤシ」と呼ばれているものは、緑豆やブラックマッペ、大豆の種子の若い芽です。



モヤシの原料となる豆類はほぼ輸入品ですが、発芽させるのは日本国内。工場での栽培で気候に左右されないため、1年通して安定して流通しています。



モヤシの種類

■緑豆(りょくとう)モヤシ

「やえなり」と呼ばれる緑豆が原料。軸が太くてみずみずしいのが特徴。国内流通の約9割を占めています。



■ブラックマッペモヤシ

黒緑色の「けつるあずき」が原料。緑豆モヤシに比べて細長く、しっかりした食感が特徴。ラーメンやお好み焼きに向いています。



■大豆モヤシ

大豆が原料で「豆モヤシ」とも言います。豆つきなので歯ごたえがあり、豆のうまみも味わえます。ナムルやスープに向いています。





【選び方】白くて太いものを選び、変色&折れているものは避けて



モヤシは、色は白くてツヤがあり、形は太さがあってしっかりしているものを選んで。根は透明感があって短めのものが、口当たりがよくおすすめです。



変色しているものや折れているものは鮮度や管理状態に不安があるので、避けましょう。豆付きのモヤシの場合、豆が黒ずんでいたり開いていたりしているものも避けたほうが無難です。



パッケージに消費期限が記されているので、使う日が期限内かも確認してください。





【保存】購入後はすぐに冷蔵室へ。その日に使わなければ冷凍保存を

モヤシは鮮度が命です。スーパーから持ち帰るときはバッグに保冷剤を入れて低温状態で運ぶのが理想。家に着いたらできるだけ早く冷蔵庫へ。野菜室でなく、温度の低い冷蔵室やチルド室がいいでしょう。袋に消費期限が記載してありますが、購入日に使い切るのがベストです。



茹でてから冷蔵保存する場合は、さっと茹でてペーパータオルなどで水気を拭き取り、密閉袋や容器に入れて。ただし、この方法でも翌日くらいまでには食べきりたいところです。



消費期限内に使えない場合は、早めに冷凍を。買ってきた袋のままでも冷凍できます。使い残しはさっと洗ってペーパータオルなどで水気を拭き取り、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。いずれも2週間程度保存可能です。



使うときは凍ったまま茹でたり炒めたりしましょう。冷凍するとシャキシャキの食感がなくなり、多少水っぽくはなりますが、ナムルや炒め物など味付けの濃いメニューにすればあまり気になりません。





【栄養・効果】低カロリーで栄養豊富。免疫力アップや疲労回復に

モヤシ(緑豆モヤシ)のエネルギーは可食部100gあたり15kcalと低カロリー。色や形状から栄養がないイメージを持たれがちですが、じつはビタミン、カリウム、カルシウム、食物繊維などをバランスよく含んでいます。



また、モヤシは種子である豆類が本来含んでいる栄養素に加え、発芽に伴って新たな栄養素が生成される珍しい野菜。免疫力を高める働きのあるビタミンC、アミノ酸の一種で疲労回復やスタミナアップに効果のあるアスパラギン酸などが新たに生成されます。



【食べ方】加熱時間を短くしてシャキシャキ食感を残して。レンジ加熱もOK



モヤシのシャキシャキ食感を味わうには、茹で時間をできるだけ短くするのがコツ。鍋で熱湯を沸かしてモヤシを入れ、さっと茹でたらザルに上げます。水にさらすと水っぽくなるので、そのまま冷ましましょう。



簡単に茹でたいときは電子レンジが便利。1パック分(約200g)のモヤシを耐熱容器に入れてラップをかけ、600wのレンジで約3分加熱しましょう。



炒める場合は、モヤシ全体に油が回ったら、すぐに火から下ろして。余熱で仕上がります。相性がいい卵や豚肉と合わせて、塩コショウやオイスターソースで味付けすれば、立派なメイン料理になりますよ。



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監修:食のスタジオ(https://www.foodst.co.jp/index.html)
レシピ開発だけでなく、コーディネートや撮影、編集、栄養アドバイスまで手がける食のプロ集団。健康・美容・介護食・離乳食などの専門レシピまであらゆるカテゴリーに対応。監修や編集を手がけた書籍は約100冊にも及ぶ。



栄養監修:内山由香
「食のスタジオ」管理栄養士、フードコーディネーター。女子栄養大学卒業後、食のスタジオにてレシピ開発、料理撮影、栄養計算等の業務を担当。作りやすく、子どもから高齢者まで食べやすい家庭的な料理やつくりおきレシピが得意で、忙しい人でも身近な食材で簡単に作れるレシピを多く開発している。『しっかり食べてきれいになる たんぱく質のつくりおき&らく旨おかず』『組み合わせ自由自在つくりおきシリーズ』(西東社)『朝10分!中高生のラクチン弁当320』(学研プラス)など著書多数。



[All Photos by shutterstock.com]



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