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【二十四節気】2024年の「小満」はいつ?読み方や意味は?何をする?

イエモネ / 2024年1月24日 14時23分

iemone.jp

【2024年1月24日更新】「小満(しょうまん)」は、季節の指標である「二十四節気」の8番目の節気。「草木が成長して天地に満ち始める頃」という意味で、2024年は5月20日(月)〜6月5日(水)です。小満の頃は、麦の収穫期である「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれる時期。本格的な梅雨入りはまだですが、ぐずついた空模様の日が続きます。この時期におすすめの食材はサクランボ。人気の高い佐藤錦が出回り始めるのもこの頃です。




毎年5月21日頃からの半月間は、「小満」と呼ばれる季節。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。





小満とは?

小満とは「草木が成長して天地に満ち始める頃」という意味。昨秋に植えた麦の穂が実り、「少し満足する」というのが語源という説もあります。二十四節気の8番目、夏を6つに分けたうちの2番目の節気で、毎年5月21日〜6月4日頃にあたります。2024年は5月20日(月)〜6月5日(水)です。



小満の頃は、麦が実る時期。米を収穫する時期が秋であることから、麦の収穫をするこの時期は「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれます。



稲作農家では田植えの準備を始める時期。次の節気である芒種(ぼうしゅ)には、本格的な田植えの時期に入ります。





ぐずつく空模様が続く「走り梅雨」



小満の頃、数日間にわたって梅雨のようなぐずつく空模様が続きます。これは本格的な梅雨になる前の、「走り梅雨」「梅雨の走り」と呼ばれる天候。明けると陽気が戻りますが、そのあとに本格的な梅雨がやってきます。



ちなみに沖縄には次の二十四節気の「芒種」と合わせた「小満芒種(スーマンボースー)」という言葉があり、梅雨を意味しています。



夏の衣替えは6月1日が目安ですが、走り梅雨に入る前か、明けた直後の晴れた日に行うとよいでしょう。





旬のサクランボを味わおう



小満の時期に旬を迎える食材の中で、おすすめはサクランボです。特に人気の高い品種である「佐藤錦」が出回るのは5月後半くらいから。サクランボは追熟しない果物なので、一番おいしいタイミングで収穫されます。数日で傷んでしまうので、入手したら新鮮なうちにいただきましょう。



大量に入手したり少し傷んでしまったりしたときは、ジャムやコンポートにして、アイスやヨーグルトに添えてみて。サクランボ独特の甘味と酸味を堪能してください。



監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。
http://wa-bunka.com/



[All Photos by shutterstock.com]



>>>「二十四節気」とは?



>>>サクランボの保存方法は?選び方のポイントや栄養も【専門家監修】




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