【二十四節気】2023年の「立夏」はいつ?読み方や意味は?何をする?
イエモネ / 2022年8月24日 16時6分
【2022年8月24日更新】「立夏(りっか)」は、季節の指標である「二十四節気」の7番目の節気。「夏の兆しが見え始める頃」という意味で、2023年は5月6日(土)〜5月20日(土)です。立夏の頃は気温が高くても湿度が低く、とても過ごしやすい時期。新緑の木々や色鮮やかなツツジから、さわやかな初夏を感じられます。旬の食材はソラマメ。鮮度が命なので、新鮮なものを買ったその日に味わってみてください。
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5月6日頃からの半月間は、「立夏」と呼ばれる季節。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。
立夏とは?
立夏とは「夏が立つ=夏の兆しが見え始める時期」という意味です。二十四節気の7番目で、夏を6つに分けたうちの最初の節気。毎年5月6日〜5月20日頃に当たり、2023年は5月6日(土)〜5月20日(土)です。暦の上では夏が始まり、8月初旬の「立秋」の前日までが夏とされます。
立夏の時期は、いわゆる「初夏」。気温は高くても湿度が低いので、とても過ごしやすい季節と言えます。気候も安定しているので、お出掛けにも最適な時期ですが、すでに紫外線は強くなっているので、出掛ける際には紫外線対策を忘れずに。
ツツジが見頃に
![](https://iemone.jp/iemone-cms/wp-content/uploads/2020/04/51562-shutterstock_1619950792.jpg)
新緑の木々にみずみずしさを感じるこの時期、ツツジが見頃を迎えます。赤やピンク、白などの花に、若々しい緑色の葉。いかにも初夏らしい鮮やかなコントラストです。
ツツジは日本原産で、万葉集に出てくるほど古くから栽培されていました。江戸時代には観賞用として多くの園芸品種が生まれています。
現在は、歩道や庭の植え込みなどにもよく使われているので、家の周辺でよく見かけるのでは。庭園や公園、山など広範囲に咲き誇るツツジの名所もありますが、身近なツツジをぜひ愛でてみてください。
旬のソラマメを味わおう
![](https://iemone.jp/iemone-cms/wp-content/uploads/2020/04/51562-shutterstock_276130514.jpg)
立夏の頃になると市場に出回るのがソラマメ。ぜひこの時期に味わっておきたい旬の味覚です。ビタミン類やミネラルなども豊富ですが、収穫した直後から栄養価が落ち始めるそう。「旬は3日」などと言われるほど鮮度が命なので、新鮮なものを買って、その日のうちに食べましょう。
手軽な調理方法は塩ゆで。独特の風味をしっかりと味わえます。さやごと焼いたり、小エビと合わせてかき揚げにしたりするのもおすすめです。
また、薄皮は捨ててしまいがちですが、食物繊維が豊富なので、ぜひ食べてみて。鮮度が落ちると皮が固くなって食感が悪くなるので、新鮮なうちに薄皮ごとミキサーにかけてポタージュスープにするのもおいしいですよ。
>>>ソラマメの旬は?おいしい茹で方やレシピバリエ、冷凍方法も【専門家監修】
監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。
http://wa-bunka.com/
>>>「二十四節気」とは?
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