遠隔操縦できる人型ロボット「DOKA ROBO 3」!
IGNITE / 2017年7月26日 22時0分
ロボットの進化はとどまるところを知らない。なんと、建設機械を操縦できる人型ロボット「DOKA ROBO 3」(ドカロボ スリー)が開発された。油圧ショベルなどの建設機械の運転席にDOKA ROBO 3を設置し、オペレーターがDOKA ROBO 3を遠隔操作することで、ロボットを使った建設機械の操縦が可能になったというわけだ。
建設機械を遠隔で操縦できるようにするには、これまでは建設機械そのものの改造を伴う方法が一般的だった。しかしDOKA ROBO 3では、運転席にロボットを設置するだけで建設機械の遠隔操縦を実現。
運転席への設置は約1時間、撤去は約30分と、短時間での建設機械の遠隔操縦化が可能。動力源は建設機械のバッテリーを使用するため、ロボットのみがバッテリー切れする心配もない。
オペレーターの操作端末とDOKA ROBO 3とをつなげる無線環境は、特定小電力無線や無線LANに加え、移動通信網などの公衆回線にも対応しており、距離の制限なく遠隔操作が可能になってる。
オペレーターは専用コントローラーに搭乗し、DOKA ROBO 3のカメラ映像を見ながら操作することで、実際の建設機械に乗っているのと同じ感覚で操縦できる。
専用コントローラー以外にも、オペレーターの首の動きに合わせてDOKA ROBO 3の首を動かすことが可能なヘッドマウントディスプレーや、小型のプロポ型のコントローラーなどが利用可能。将来的にはブルドーザ、キャリー、クレーンなどの建設機械に対応予定だ。
災害時の危険地域など、人が入っていけない場所でも建設機械を動かすことが可能になる。これからの活躍が期待されるロボットだ。
(TAKAKO.S)
この記事に関連するニュース
-
国土交通省主催「令和6年度 建設機械施工の自動化・遠隔化技術の現場検証」において、Starlinkを用いた建設機械の遠隔操縦を実施しました。
PR TIMES / 2024年12月17日 11時15分
-
リモートでオペレーターが安全かつ迅速に現場の状況把握ができる革新的なドローン運用技術を開発しました
PR TIMES / 2024年12月16日 12時15分
-
コマツ、新世代油圧ショベル「PC200i-12」 自動操作アシスト機能で操縦サポート
J-CASTトレンド / 2024年12月3日 10時0分
-
「自動火薬装填システム」でトンネル切羽発破に成功
PR TIMES / 2024年12月2日 15時45分
-
大容量バッテリー搭載 メガローバーS40A-LB 発売
PR TIMES / 2024年11月29日 18時45分
ランキング
-
112月末まで!今年の「ふるさと納税」注意したい点 定額減税の影響は? 申し込む前に要チェック
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 13時0分
-
2女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
3なぜスターバックスの「急激な拡大」は失敗に終わったのか…成長を一直線に目指した企業の末路
プレジデントオンライン / 2024年12月26日 15時15分
-
4昭和的「日本企業」は人事改革で解体される? 若手社員への配慮と、シニアの活性化が注目される背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月26日 5時55分
-
5焦点:日産との統合、ホンダから漏れる本音 幾重のハードル
ロイター / 2024年12月26日 14時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください