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意外と近くて気軽に行ける、猫たちものんびり過ごす桜島

IGNITE / 2017年8月3日 7時0分

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鹿児島県の象徴である、桜島。大正時代の大噴火によって大隅半島とつながり、車でそちらから行くことも出来るが、便利なのは鹿児島市内の鹿児島港からフェリーに乗るルート。

もちろん車も載せられるし、自転車やバイクだって連れて行ける。車両は預け、自分はデッキに上がってのんびりと海を眺めているのがオツだ。

このフェリー、住民の足になっているので本数も多く、なんと24時間営業!お陰で好きな時間にふらりと訪れることが出来るのだ。

また料金もとても安く、わずか160円という電車なら2駅分くらいの値段で連れて行ってくれる。お陰で思い立った時、気軽に訪れることが出来る場所だ。

乗船し、錦江湾(きんこうわん)に浮かぶ桜島を眺めながら15分の航行を楽しむ。湾内なのであまり揺れることもなく、のんびりとした時間を過ごす。

やがて目の前に見えてくるその雄大な姿。思わず心が躍る。

あっという間に桜島港に到着。ここからバスの発着もあり、桜島の雄大な自然をぐるりと巡るコースもあるので利用してみよう。

また桜島港の南側には遊歩道なども整備されているので、特に目的がない場合はその辺りを散歩するのがオススメ。海に流れ込んだ溶岩が間近に見られ、その圧倒的な姿に自然の驚異を感じることが出来るだろう。

海沿いを散歩をしていると、猫たちが出迎えてくれた。島の人々に可愛がられているのだろう、我々の側に寄ってきたり、目の前でごろりと横になったりしてのんびりとした気分を共有してくれた。

やがて遊歩道は「桜島溶岩なぎさ公園&足湯」へとたどり着く。ここは一番のオススメスポット。全長約100mという長い足湯につかりながら、桜島から鹿児島市内を眺めることが出来るのだ。

赤く褐色がかった湯に足をつけ、全身を温め足の疲れを癒やしながら、錦江湾に沈む夕日を眺める。なんという贅沢な時間だろう。

気になる噴火の様子は随時知らされているのでチェックしつつ、是非この「のんびり感」を味わって欲しい。気軽に行ける、鹿児島の雄大な自然は素晴らしい。

(田原昌)

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