“世界最速ワゴン”の称号を奪取したメルセデスAMGのスーパーワゴンが登場
IGNITE / 2017年9月8日 21時0分
アウディ RS6アヴァントが誇示していた“世界最速ワゴン”の称号がついに奪われた。そのモデルの名は、「メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ ステーションワゴン」だ。
8月25日、「E63 S 4MATIC+」のみだったメルセデスAMG E63のラインアップが拡充され、セダン3モデル(期間限定モデルを含む)、ワゴン2モデルから選べるようになった。
とくに注目は、世界最速ワゴンを新たに名乗る「E63 S 4MATIC+ ステーションワゴン」で、最高出力は先代から+27psの612ps、最大トルクは同じく+50Nmの850Nmに達し、0-100km/h加速はなんと3.5秒をマークする。
アウディ RS6アヴァントのそれは、605ps/700Nm、3.7秒。こちらも十二分に凄いが、「E63 S 4MATIC+ ステーションワゴン」はさらに高みへと上りつめた。
心臓部に搭載されるのは、2シータースポーツの「AMG GT」などと同じ、完全自社開発の4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン。9速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCTとの組み合わせで圧倒的な加速を生みだすだけに留まらず、「コンフォート」モードで走行中の低負荷時(1,000~3,250rpm)には気筒休止システム(2・3・5・8番シリンダーを休止)を作動させて燃料消費を抑える。
世界最速ワゴンの凄さは、もちろんコレだけではない。前後トルク配分を50:50~0:100の範囲で行う四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」にはドリフトモードも備わるほか、磁性流体によってマウントの硬さを自動調整する「AMG ダイナミックエンジンマウント」、限界領域でのトラクションを引き上げる「AMG リミテッド・スリップ・デフ」など、パフォーマンス志向の最新テクノロジーが満載されている。
内外装の仕立ては、圧倒的なパフォーマンスを予感させるに十二分。コックピットの写真だけを眺めていると、とてもワゴンとは思えないほどにスポーティだ。ただし、セダンでは右/左が選べるステアリング位置は、ワゴンでは今のところ「左のみ」という設定になっている。
後席は40:20:40の分割可倒式で、シートを前倒しすると最大1,820Lの広大なスペースが広がる。また、フットオープナー付きの自動開閉テールゲートを備えるなど、人や荷物を遠くへと運ぶワゴンとしての機能性も極めて高い。
■グレードおよび価格
メルセデスAMG E63 4MATIC+ ステーションワゴン=1,686万円
メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ ステーションワゴン=1,838万円
以下はセダン
メルセデスAMG E63 4MATIC+=1,650万円
メルセデスAMG E63 S 4MATIC+=1,785万円
メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ Edition1(12月22日までの期間限定)=1,910万円
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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