ポーランドの首都・ワルシャワの美しい旧市街を歩く
IGNITE / 2017年10月2日 23時0分
2016年1月、成田とポーランドの首都・ワルシャワを結ぶポーランド航空(LOT)が就航したことにより、訪れやすくなったポーランド。1日3便あり、ワルシャワでの乗り換えも非常にスムーズなので、ヨーロッパ諸国を旅するのにもオススメだ。
音楽家の名前を冠した「ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港」から列車に乗り、市の中心部へ。そこから市電を利用して旧市街地へと向かった。券売機を見つけるのに少々苦労することもあるが、列車も市電もきれいで快適だった。
旧市街地は赤茶色のレンガで出来た城壁に囲まれており、石畳の道が広がっている。
驚いたのはゴミひとつ落ちていない清潔な街であるという事。雑然とした感じもなく、非常に歩きやすくて散歩にはもってこいだった。人々はこの街を、とても大切にしているのだろう。
東欧らしいカラーの建物が続き、金属製の中世風な看板が店の軒先に下がっていて風情をひきたてている。こういった看板はヨーロッパ各地で見かけるものではあるが、実にさまざまなデザインがあるのでついつい写真に撮ってしまう。
この市街地にはショパンに縁のある教会やユダヤ教の教会もあり、皆敬虔な信者である。教会の内装はとても美しいのだが、ミサが開かれている事もあるので見学には十分注意したい。
旧市街地の西側は断崖になっており、その先にビスワ川が流れていた。緑も豊かで川からの風も心地良い。
そして北の端には「Barbakan Warszawski(ワルシャワ城門塔)」という、レンガで出来た門がそびえ立つ。よくある石造りなどではなく、東京駅のような赤いレンガの城門を見たのはここが初めてで、とても鮮やかで美しい。馬蹄形をしており、珍しい造りなので必見の観光名所だ。
旧市街地自体はさほど広くはないので、1日でぐるりと巡ることが出来る。観光の中心である宮殿に行くのもいいが、素敵なレストランや店も多いので散歩をしつつ立ち寄ってみたい。とてものんびりと過ごすことの出来る、穏やかな街だった。
(田原昌)
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