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V12からV8ハイブリッドに。トヨタの最上級ショーファーカー「センチュリー」が新時代へ

IGNITE / 2017年10月14日 9時0分

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トヨタが誇る最上級ショーファーカー「センチュリー」が、時代の変化に合わせたフルモデルチェンジを実施し、2018年年央に発売される。

センチュリーは公用車や役員車などのほか、10年ほど前から天皇・皇后用の御料車のベースにもなっている唯一無二のモデル。かんばん方式などの一般的なトヨタ車とはまったく異なり、匠の技術や究極の手作業、強いこだわりとともに少量生産されてきた。

初代センチュリーは、今から50年前の1967年に登場している。この年が明治100年にあたることや創業者・豊田佐吉の生誕100年にちなんで「センチュリー」と名付けられた。

2代目の登場は1997年。最大のトピックは、日本車として史上初のV12エンジンを搭載したこと。V12の滑らかな回転フィールや振動の少なさも相まって、後席に最高の快適性をもたらした。そして、約20年の役目を終え、いよいよ新型へとバトンを渡す。

3代目となる新型は、歴代モデルのヘリテージを継承しつつ、最新のパワートレーンや運転支援システムなどを採用し、後席優先のパッケージにさらなる磨きをかけている。

外装デザインはひと目でセンチュリーとわかるフロントマスクや典型的な3ボックスセダンスタイルを採用し、日本を代表するショーファーカーにふさわしい風格と貫禄のある佇まいとした。

また、二重構造としたグリルの縦格子の奥側やクリアランスランプに「七宝文様」を施すなど、精緻な造りこみで華やかさを表現している。

ボディサイズは全長5,335×全幅1,930×全高1,505mm、ホイールベース3,090mm。2代目と比べると65mm長く、40mmワイドで、30mm背が高い。

内装デザインについては、後席空間に「折り上げ天井」を採用するほか、伝統的な柄を組み合わせることで最高級車にふさわしい空間を追求した。

乗り降りのしやすさも考慮した後席には、無段階に調整可能な電動オットマンやリフレッシュ機能付きのアジャスタブルリヤシートを採用。さらにタッチ式液晶マルチオペレーショナルパネル、ライティングテーブル、読書灯、リアエンターテインメントシステムなど、あらゆる要望に応えられる快適空間を備える。

パワートレーンは5.0リッターV12から5.0リッターV8+モーターによるハイブリッドシステムへと刷新し、優れた環境性能や静粛性をアピールする。詳細スペックは公表されていないものの、ハイブリッドシステムは基本的にはレクサスLS600hと同じで、JC08モード燃費は2代目の7.6km/Lから大きく向上する。

さらに専用チューニングを施したサスペンションや高剛性ボディ、乗り心地に特化した新開発タイヤ、アクティブノイズコントロールシステムなどを採用し、滑らかな乗り心地や圧倒的な静粛性へのこだわりを貫いている。

運転支援システムはトヨタ・セーフティセンスPをはじめ、ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラートなどを備える。

(zlatan)

画像元:トヨタ自動車

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