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キヤノンが伝授する双眼鏡選び〜手ブレ補正機能付き双眼鏡!

IGNITE / 2017年11月8日 22時0分

キヤノンが伝授する双眼鏡選び〜手ブレ補正機能付き双眼鏡!

バードウォッチング、スターウォッチング、ネイチャーウォッチング、旅行、スポーツやライブなど、さまざまなシーンで活躍する双眼鏡。

キヤノンは、それぞれのシーンにおける双眼鏡の選び方や使い方をまとめた「双眼鏡選びのガイドブック」を、ホームページ上で公開した。

■双眼鏡の選び方

■双眼鏡の倍率
双眼鏡の倍率は、実際の距離を「1/倍率」まで縮めたときと同じように見えるという意味になる。例えば10倍の双眼鏡で100m先からのぞく大きさと、肉眼で10mの距離から見る大きさが同じになる。

一般的に双眼鏡の倍率が8倍を超えるとブレが顕著になり、快適な見えや長時間の観察が難しくなってしまう。高倍率タイプの双眼鏡で見る場合には、手ブレ補正機能付きの双眼鏡を使うか、三脚に固定して使用する必要がある。

■有効径の大きさと見えの関係
同じ倍率ならば、対物レンズ有効径が大きい方が暗いところでも見やすい。カメラ同様、双眼鏡も光の入り口となるレンズが大きいほど暗いところでも見やすくなる。特に光が弱い星空の観察や朝夕の野鳥観察など、薄暗いシーンでの観測には対物レンズの有効径が40mm超の大口径双眼鏡がおすすめ。

■手ブレ補正機能付き双眼鏡
キヤノンは、1995年3月にアウトドアレジャーやスポーツ観戦で高まる双眼鏡の需要に応えるべく、手ブレ補正機能付き双眼鏡6機種を発表し、双眼鏡市場に本格参入した。

「12×36 IS」は、高倍率の双眼鏡にとって避けられない手ブレという課題に対し、像のブレを光学的に補正するキヤノン独自の手ブレ補正素子「バリアングルプリズム(可変頂角プリズム)」を採用、手ブレ角に応じて光線の屈折角をコントロールすることで、12倍という高倍率でありながら手ブレを抑え、手持ちでの快適な長時間の使用を可能にした製品。次に倍率15倍の「15×45 IS」を発売し、以来、ハイエンドユーザーから高い評価を得、キヤノンは「手ブレ補正機能付き双眼鏡」というカテゴリーを確立した。

「10×30 IS」は、手ブレ補正機能を搭載しながら、小型・軽量・低価格化を実現した双眼鏡。
急な雨などに対応可能な、全天候仕様で高倍率の手ブレ補正機能付き双眼鏡「15×50 IS ALL WEATHER/18×50 IS ALL WEATHER」や、最上位モデルとなる防水仕様の手ブレ補正機能付き双眼鏡「10×42 L IS WP」も発売。

今回12年ぶりに新たなラインアップを追加したことにより、「手ブレ補正機能付き双眼鏡」は全9機種となった。キヤノンは、高倍率でありながら快適な手持ち使用ができる手ブレ補正機能付きの双眼鏡の製品ラインアップの拡充により、幅広いユーザーの要望に応えている。

これからスポーツの秋、そして空気が澄む事から天体観測にも最適な季節。手軽な双眼鏡を片手に、アウトドアを楽しんでみてはいかがだろうか。

双眼鏡選びのガイドブック:http://cweb.canon.jp/binoculars/pdf/guidebook.pdf

(田原昌)

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