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横浜馬車道に佇むかつれつの老舗「勝烈庵」で勝烈定食を食す

IGNITE / 2017年11月15日 19時0分

横浜馬車道に佇むかつれつの老舗「勝烈庵」で勝烈定食を食す

関内は横浜開港当初から外国人居留地や外国領事館などが建ち海外から持ち込まれた馬車で多くの外国人達が万国橋付近から吉田橋関門までの道を往来していた。そうしたことから馬車の通った道と周辺地域を「馬車道」と呼ぶようになった。

煉瓦で舗装された道や実際にガスを燃やしているガス灯の街路灯など今でも当時を思わせる歴史的建築物が多く残り観光客にも人気のスポットだ。

JR根岸線関内駅の北口より5分ほど歩いたところに勝烈庵総本店はある。

昭和2(1927)年、文明開化の地横浜に創業した勝烈庵は外国人コックが居留地関内にもたらしたカツレツを初代庵主の工夫で独特の和風カツレツとして完成させ今日に至る。

2階のテーブル席に案内されると老舗の落ち着いた和風の空間にテーブル席。椅子の背もたれの「勝」の彫り込みにさえ歴史を感じる。

メニューはしじみ椀、ごはん、お新香付の各種定食のほかおつまみの串揚げやサラダも豊富。甘味に冷やしあずきも用意する。

生ビールとおすすめメニューの勝烈定食をオーダーする。

カツに使うパン粉は馬車道十番館の揚げ物に合う独自の配合で焼いているパンの耳を切り取って内側だけを用いるという。噛んだ瞬間のサクッとした軽い衣とソフトなヒレ肉との食感が絶妙。

勝烈庵のソースは創業以来の野菜や果物をじっくり煮込んだ秘伝のソース。褐色を帯びた明るめの色合いでフルーティーな甘口。

カツにそえられたシャキシャキのキャベツとごはんはお替わり自由。

箸は吉野熊野古道山林の杉の端材・間伐材を有効利用して作られた日本製。宮内庁御用達の箸勝本店の箸である。

横浜観光で馬車道周辺を散策のおりには老舗「勝烈庵」に立ち寄ってみては。

店舗は本店のほか相鉄ジョイナス店、鶴屋町店、鎌倉店がある。

馬車道本店 住所:横浜市中区常盤町5-58-2

勝烈庵 公式サイト:http://katsuretsuan.co.jp/

(小椚萌香)

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