イヤーモデル制を採る「R35・GT-R」が2018年モデルへと深化
IGNITE / 2017年11月25日 9時0分
![イヤーモデル制を採る「R35・GT-R」が2018年モデルへと深化](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/ignite/ignite_111215_0-small.jpg)
日本製スーパースポーツとして世界からも一目置かれている「NISSAN GT-R(R35型)」が、2018年モデルへと“深化”した。
いかにもメカメカしかった初期の頃に比べると、より多くの人にとって扱いやすく、しなやかさも感じさせる乗り味を得ているGT-Rだが、他を圧倒するオーラやすぐにそれと分かる個性、凄まじいばかりの高性能ぶりはまったく変わらない。
2018年モデルでは、これまで「GT-R NISMO」と「GT-R Premium edition」にのみ装備していた「国土交通省認可 サッチャム欧州カテゴリーⅡ準拠 車両防盗システム」を全グレードで標準化し、「Apple CarPlay」も全グレードで対応する。プレスリリース上の改良はこれだけだが、数値や文字には表れない走りの“深化”が施されている可能性もある。
ご存知のとおりGT-Rは10周年となる2017年モデルにおいて、誕生以来もっとも大規模な内外装のブラッシュアップやパワートレーンの改良を受けている。その翌年とあって、2018年モデルの改良は小規模に留まったというわけだ。
2017年モデルの改良を振りかえると、外装では日産のVモーションを採用したフロントグリルをはじめ、剛性を増したエンジンフード、新形状のフロントスポイラーやサイドアウトレットなど、デザイン面だけではなく、空気抵抗・ダウンフォース・冷却性能という3つの性能をさらに高める改良が施されている。
一方の内装には、包まれ感のあるドライバーオリエンテッドな空間を演出しながら、さらなる高品質感を付与。パドルシフトはステアリングホイール固定タイプに変更し、手を離すことなくシフトチェンジできる領域が広げられている。
パワートレーンもさらに洗練している。3.8リッターのV6ツインターボエンジン(最高出力570ps/最大トルク637Nm)は「GT-R NISMO」の技術を活かした気筒別点火時期制御を採用し、ノッキングを抑え、燃費を損なうことなく効率的にパワーを発揮する。6速デュアルクラッチにも改良の手が入り、変速時のノイズを低減しながら、日常域でのスムーズなドライビングフィールを実現した。
さらにボディ剛性の向上とともに足回りのセッティングを煮詰め、2015年モデルと比較して修正操舵は約30%低減、ヨーレートの変動も約20%低減(高速走行時)。より正確なハンドリングや直進安定性を得ている。
ちなみに2018年モデルの価格は、2017年モデルから27万円アップ。扱いやすさは年を追うごとに身近になっているが、価格はさらに高嶺の花になった。
■グレードおよび価格
GT-R Pure edition=1,023万0,840円
GT-R Premium edition=1,170万5,040円
GT-R Black edition=1,213万9,200円
GT-R Track edition engineered by nismo=1,396万9,800円
GT-R NISMO=1,870万0,200円
(zlatan)
画像元:日産自動車
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