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本家本元の“砂漠のロールス・ロイス”、新型カリナンがついに登場!

IGNITE / 2018年5月12日 8時0分

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“砂漠のロールス・ロイス”と言えばレンジローバーのことだが、この言葉は完全に過去のものになる。なぜなら本家本元のロールス・ロイスから、砂漠を物ともせずに疾走する新型SUV、「カリナン」が登場したからだ。

新型カリナンは、かねてより開発中だったロールス・ロイス史上初のSUVであり、史上初の4WD。魔法のじゅうたんとも評される快適性やラグジュアリー性を持つロールスの魅力に、道を選ばない走破性や高いユーティリティ性を与えたモデルだ。もっとも快適なアドベンチャートリップを実現するモデルと言い換えることもできるだろう。

ボディサイズは全長5,341×全幅2,164×全高1,835mm。フラッグシップの「ファントム」と比べると、約400mm短く、幅はほぼ同じで、190mm背が高い。デザインもファントムの流れを強く踏襲しつつ、前後アンダーカバーをはじめとしたSUV要素も随所に見られる。

カリナンへの乗車は実にスマートだ。キーのアンロックボタンに触れるか、観音開き式ドアのステンレススチール製ハンドルに手を伸ばせば、まるでご主人さまに跪くように車高が自動的に40mm下がって乗員を出迎える。エンジンを目覚めさせれば、車高が40mm上がって標準モードになる。また「OFF ROAD」スイッチを押せば、さらに車高が40mm上がる。最大渡河水深は540mmだという。

心臓部にはファントムと同じ6.75リッターのV12ツインターボエンジンを搭載。最高出力は571ps/5,000rpm、最大トルクはファントムの900Nmより控えめな850Nmながら、1,600rpmというより低い回転域から豊かなトルクを発生する。

華やかなインテリアはラウンジシートの5人乗りタイプと、左右独立シートの4人乗りタイプが用意される。とくにラグジュアリーな4人乗りタイプでは後席背面にガラス製パーティションがあり、「ザ・クラスプ」と呼ばれる開閉式テールゲートを砂漠などで開けたとしても室温が保たれる。

日本導入予定は2018年内。価格は未定ながら、ファントム(5,460万円~)とゴースト(3,410万円~)の間ぐらいになるようだ。カリナンが登場し、アストンマーティンが新型SUV「DBX」を開発している今、SUVの選択肢が無い高級ブランドはついにフェラーリぐらいになった。

(zlatan)

画像元:ロールス・ロイス・モーター・カーズ

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