史上最大の改良を受けた「メルセデス・ベンツ Gクラス」がついに日本上陸!
IGNITE / 2018年6月14日 8時30分
約40年ぶりのフルモデルチェンジを受けた「メルセデス・ベンツ Gクラス」が、ついに日本上陸を果たした。
価格は「G550」が1,562万円、高性能版の「メルセデス AMG G 63」が2,035万円。デリバリー開始は8月下旬が予定されている。
1979年、最高級クロスカントリービークルとして誕生したGクラス。それ以来、基本的なスタイルや堅牢なボディはそのままに、時代の要求に合わせたパワートレーンや装備を採用しながらアップデートされてきた。今回の新型はその長い歴史のなかで、もっとも大きな改良を受けたモデルとなる。
その見た目からは、超がつくキープコンセプトであることは明らか。だがその一方、ラダーフレームや独立懸架のサスペンションは完全新設計で、さらに高張力鋼板やアルミニウムなどを適材適所に配したボディによって、約170kgの軽量化を実現している。
ボディマウントのねじり剛性は、実に55%も向上。剛性アップとともにノイズや振動も軽減され、乗り心地や快適性が大きくジャンプアップしていることは想像に難くない。
また、Gクラスの個性を色濃く残しつつ、新デザインのフロントラジエターグリルやフロントバンパー、丸形のLEDヘッドライト/LEDリアコンビネーションなどは最新メルセデスのデザイン記号に則ったものだ。
ボディサイズは全長4,817(従来比+53)×全幅1,931(同+64)×全高1,969mm(同+15)、ホイールベース2,890mm(同+40)で、従来からひと回りほど拡大している。
内装は一気にモダンでスタイリッシュな仕立てとなった。2枚の12.3インチ高精細ディスプレイを融合した“ワイドスクリーンコクピット”をはじめ、円形ヘッドライトとシンクロした左右のエアアウトレット、ウィンカーをイメージしたスピーカーなど、印象的なアイテムが揃う。
搭載エンジンは、「G550」が気筒休止システムを備える4.0L V8直噴ツインターボ(最高出力422ps/最大トルク610Nm)、「メルセデス AMG G 63」が従来の5.5Lからダウンサイズしながらパワーアップを果たしたAMG製の4.0L V8直噴ツインターボ(最高出力585ps/最大トルク850Nm)。いずれも9速トルコンATを組み合わせる。
ちなみに「G550」は左ハンドルのみ、「メルセデス AMG G 63」には左/右ハンドルが設定される。
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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