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神社から湧き出す温泉!鹿児島県「紫尾の湯」

IGNITE / 2018年7月21日 17時0分

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鹿児島県は桜島に代表されるような火山活動の多い地域であり、温泉の多い県である。

九州新幹線で鹿児島中央を出発、次の駅である川内(せんだい)か出水(いずみ)から山の中を入っていくと、やがて「紫尾山(しびさん)」の麓にある「紫尾温泉(しびおんせん)」にたどり着く。山の合間に出来た、静かな温泉街である。

この紫尾温泉は「神の湯」と言われる日本有数の効能のある温泉であり、なんと源泉は神社にある。賽銭箱の真下に源泉があるのだそうで、それ故「神の湯」と言われるのかもしれない。

神社の真隣には共同浴場があり、足湯もある。社殿のような造りの共同浴場というのは、非常に珍しい。

ちょっと立ち寄って漬かっていくだけで、肌がつるつるになる。「美人の湯」と言われる由縁だ。

単純硫黄泉ではあるが、さほど硫黄臭くないので湯上がりもさっぱりとする。共同浴場だけでなく、周囲の旅館でも日帰り入浴が可能なので、それを利用するのもいい。

また湯量は非常に豊富で、あちこちに湯が汲める場所が設けてあり、止めどなく湯が流れ出していた。飲んでも身体に良い温泉らしく、車を止めてタンクやペットボトルに湯を汲んでいる人たちを見かけた。

せっかくなので今回は神社の向かいにある「くすのき荘」に宿泊。内湯はなかなか熱いが、露天はずっとつかっていられるような温度で気持ち良かった。のんびりとした時間が流れていく。

夕食では外の景色を眺めながら、山の幸、海の幸を十分に堪能させてもらった。

鹿児島らしい食材であるカンパチやエビの刺身、きびなごの酢の物、温泉を使って蒸したやわらかい黒毛和牛など、驚くほどたくさんの皿が並べられた。豪華で目にも舌にも嬉しい食事である。

肌の状態も非常に良くなり、お腹も大満足。のんびりとした山間の温泉で、生き返るようだった。

(田原昌)

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