軽自動車のイメージを変えた「ハスラー」の特別仕様車“タフワイルド”がイイ感じ

スズキの代名詞ともいえる新型ジムニーの登場によって、少しだけ影が薄くなってしまったかもしれないが、秀逸なデザインで軽自動車のイメージを変え、驚きのスマッシュヒットを飛ばした「ハスラー」も健在だ。

7月17日には、新たな特別仕様車“タフワイルド”が発売された。

この特別仕様車では、存在感のあるブラック2トーンを採用。写真のオフブルーメタリックをはじめとした全5色のボディカラーをベースに、Aピラーからルーフ、リアクォーターパネルをブラック塗装し、逞しさを表現するとともに、従来のハスラーとはちょっと違う新鮮な印象を持たせている。

そのほか、いずれも専用のフロント／リアのボディ同色バンパーガーニッシュ、ブラックメタリックの15インチ・スチールホイール、「TOUGH WILD」エンブレムなどを装備する。

一方のインテリアでは、専用色オフブルーのインパネやそれとコーディネイトしたガンメタリックの加飾、レザー調とファブリック表皮を組み合わせた専用シートなどを奢り、使い込むほどに愛着が湧く仕立てとした。

そのほか、ナノイー搭載フルオートエアコン、LEDサイドターンランプ付ドアミラー（電動格納式）、オートライトシステム、LEDフロントフォグランプなども装備し、快適性を高めている。

ベース車は、S-エネチャージを搭載するNA車の「G」。ターボ車の「G-ターボ」にも“タフワイルド”を設定して欲しかったところで、トランスミッションもCVTのみだが、駆動方式（2WD／4WD）は選ぶことができる。JC08モード燃費は、2WD車が32.0km/L、4WD車が30.4km/Lとなっている。

安全装備のグレードアップも嬉しい。予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用し、デュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制、車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせを標準で装備する。また、全方位モニター用カメラパッケージもオプションで選択可能だ。

ハスラー“タフワイルド”の価格は、2WD車が148万7,160円、4WD車が161万3,520円。

（zlatan）

画像元：スズキ株式会社