新型リーフNISMOに乗って、EVならではの新感覚スポーツドライブを!
IGNITE / 2018年8月4日 18時0分
EV(電気自動車)はエコかもしれないけれど走りは退屈……いや、一概にそうとも言い切れない。EVであっても、というよりEVだからこそ楽しめるスポーツドライブも確かにある。
そのひとつの選択肢として、日産リーフのスポーティ仕様「リーフNISMO」が7月31日に発売された。
新型リーフNISMOは、シャシーや足回り、コンピューターチューン、内外装などをNISMO流の味付けによってパフォーマンス志向に仕上げたモデルだ。
ベースとなるリーフは、昨年10月にフルモデルチェンジを受けた100%電気自動車。回生&油圧ブレーキによる高度なワンペダル走行を実現する「e-Pedal」をはじめ、「プロパイロット」や「プロパイロット パーキング」といった運転支援技術を採用する。
また、電動パワートレーンならではのシームレスでパワフルな加速、低重心を活かした軽快なハンドリングも特長として挙げられる。
その特長をさらに活かすべく、リーフNISMOではまず、NISMOロードカーシリーズ譲りの「レイヤードダブルウイング」を採用し、Cd値(0.28)を悪化させることなくダウンフォースを増大し、高速走行時の安定性を高めた。
また、ショックアブソーバーの減衰力を高めた専用サスペンション(ノーマル比=フロント25%、リア33%)や、18インチの専用ハイグリップタイヤ(ノーマルの205/55R16から225/45R18に変更)を採用。この影響で一充電での航続可能距離は400kmから350km(JC08モード)に減ってしまったが、さらなる走る楽しさとトレードオフと割り切りたい。
専用チューンの電動パワーステアリングやインテリジェント・トレースコントロール(コーナリング安定性向上システム)の採用によるライントレース性の向上も注目ポイントだ。
そのほか、前後パンバーやフロントグリル、LEDデイライト、リヤフォグランプなどが専用で装備される。
搭載するモーターは最高出力150ps/最大トルク320Nmというスペックこそ変わらないものの、出力特性をパフォーマンス志向に専用チューンし、加減速レスポンスを向上させている。とくに「Bレンジ」ではその特性がさらに際立つ。
内装では、ステアリングのセンターマークをはじめ、随所に奢られたレッドフィニッシャーが走りへの気分を高める。価格は403万2,720円。
(zlatan)
画像元:日産自動車
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