大人の雰囲気が漂う「アバルト124スパイダー」の限定モデルが気になる
IGNITE / 2018年8月7日 21時0分
広島生まれのイタリア車といえば、そう、ご存知「アバルト124スパイダー」のこと。マツダとアバルトの奇跡的なコラボで生まれたこのモデルは、ロードスターのプラットフォームをベースに開発されたフィアット124スパイダーの“高性能版”だ。
そして7月28日、ロードスターとは似て非なる魅力を持つエンスー御用達の2シーターオープンに、日本導入2周年を祝うアニバーサリーモデルが登場した。
その名もストレートな「アバルト124スパイダー 2 Year アニバーサリー」は、100台限定。MT仕様をベースとし、ボディカラーには初採用のメタリックシルバー(50台)と、1周年記念モデルで好評だったメタリックブラック(50台)の2色が設定された。
通常は標準のレッドorホワイト、オプションのメタリックブルーorパールホワイトの計4色からの選択だから、これだけでも特別感がある。どちらを選んだとしても、スポーティかつシックな大人の雰囲気が漂う。
さらに通常はオプションのアダプティブ機能付フルLEDヘッドライトやレザーシート、ナビゲーション用SDカード、CD/DVDプレーヤー+フルセグ地上デジタルTVチューナーなどがセットとなるレザー/ナビゲーションパッケージが標準で装備される。
価格はベース車から21万6,000円アップの420万2,000円。人とかぶりにくい希少性や特別装備の内容を見ていけば、納得感のある価格設定といえるだろう。
搭載するパワートレーンは、1.4Lの直噴ターボエンジン+6速MT+FR(後輪駆動)。最高出力170ps/最大トルク250Nmというエンジンスペックは、1.5LのNAエンジンを搭載するロードスターよりも、最高出力で+38ps、最大トルクに至っては実に+98Nmも上回る。
また、フロントタワーバーやトルセン式LSDを標準装備するなど、痛快な加速だけではなく、走りの質を高めつつ、走りの幅も広げている。
インテリアの造形はロードスターを踏襲し、ウインカー操作も同じく右側ではあるものの、シートやマテリアルの質感はアバルト風味。ロードスターとはまた違った、余裕と刺激のあるオープンカーライフが送れる。個人的にもずっとマークしている1台だ。
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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