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排気量アップが燃費向上や運転の愉しさにつながる!? 商品改良を受けた「デミオ」が興味深い

IGNITE / 2018年9月11日 18時56分

排気量アップが燃費向上や運転の愉しさにつながる!? 商品改良を受けた「デミオ」が興味深い

既成概念や周囲の動向に流されず、自分が信じる道をただひたすらに突き進む。それを貫き通すことは、社会生活においてもビジネスにおいても簡単ではない。だが、マツダはそれをやる。従来までの常識を覆すような発想や技術とともに。

8月30日に商品改良を受けた「デミオ」のガソリン仕様では、従来の「SKYACTIV-G 1.3」に代え、進化した「SKYACTIV-G 1.5」を搭載。排気量のダウンサイジングではなく、排気量アップによる“適正化”が実用燃費の向上や運転の愉しさにつながると考えた。

4代目となる現行デミオは2014年にデビューし、その後も年次改良の手を休めることなく熟成を進めている。今回の商品改良では、従来から200cc排気量をアップした改良型のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を採用し、様々な走行シーンでのゆとりを確保した。

最高出力/最大トルクは、従来までの「SKYACTIV-G 1.3」が90ps/121Nmであったのに対し、今回の「SKYACTIV-G 1.5」は当然ながらそれを上回る110ps/141Nmを発生する。

気になる燃費は、より実用燃費に近いWLTCモードで19.8km/L(FF・6MT)、19.0km/L(FF・6AT)、17.2km/L(4WD・6AT)。

従来までのJC08モードによる直接的な比較はできないが、マツダによるとエンジン効率の良い領域を有効活用するため、アクセルの踏み込み量やATがシフトダウンする頻度が減り、多くのケースで実用燃費が向上するという。

また、排気量アップによる走りの余裕は心の余裕につながり、ひいては運転の愉しさや安全性の向上にもつながる。実感としての静粛性も向上しているはずだ。

端的に言えば、エンジン技術を追求していくなかで、現時点での“適正な排気量”を見つけたということだろう。

今回の改良によって、デミオは「SKYACTIV-G 1.5」とディーゼルの「SKYACTIV-D 1.5」というシンプルな構成に。ちなみにモータースポーツ向けグレードの「15MB」は“別腹”で、搭載するSKYACTIV-G 1.5も排気量こそ同じながら今回のエンジンとは異なり、圧縮比を上げたハイオク指定となる。パワー&トルクは116ps/148Nmを発生する。

こうした改良に加え、フロントウィンドウに「スーパーUVカットガラス・IRカットガラス」を採用しながら、価格は従来と同等レベルに抑えている。ここも特筆すべきポイントだ。

価格はガソリン車が139万3,200円~201万9,600円、ディーゼル車が181万4,400円~227万8,800円。「15MB」が156万0,600円。今回の改良は、ガソリンとディーゼルの長所を組み合わせた究極のエンジン「スカイアクティブX」へとつながっていくはずだ。

(zlatan)

画像元:マツダ

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