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“新時代の直6”を搭載するメルセデスAMGの新シリーズが順次デビュー

IGNITE / 2018年10月4日 22時0分

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かつて“直6”という響きは、多くのユーザーにとって特別なものだった。振動が少ない滑らかな回転フィールからシルキーシックスとも表現され、多くのプレミアムカーに搭載されていた。

近年では衝突安全性や環境性能の面から、直6(直列6気筒)ではなくV6(V型6気筒)や直列4気筒ターボなどに移行する流れが主流だが、メルセデス・ベンツが再び直6にも光を当てようとしている。もちろん時代に逆行するわけではなく、むしろ時代の先を見据えたアプローチとともにだ。

9月6日に発表された「メルセデスAMG 53シリーズ」は、電動化を前提にして新設計された直6エンジンをはじめ、ISG、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを搭載する新シリーズだ。

新設計の3.0L直6エンジン(M256)は、先の「S450」に搭載された直6エンジンに大型のターボを組み合わせ、エンジン単体で435ps/520Nmを発生する。S450からは+68ps/+20Nmアップとなる。

エンジンとトランスミッションの間には、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と呼ばれる電気モーター(16kw/250Nm)が配置される。ISGは48V電気システムとともに駆動アシストや回生ブレーキなどのハイブリッド機能を実現するほか、スターターやオルタネーターの役割りを兼ねる点が特徴になる。

ISGはまた、電動スーパーチャージャーとともに低回転域でのパワーやレスポンスを補うほか、より俊敏でスムーズなシフトチェンジにも貢献するという。どんな回転域であってもターボラグとは無縁。リニアな加速感や高回転域までの伸びやかな回転フィールを堪能できるはずだ。

このパワートレーンの特性と同じく、足回りもパフォーマンス志向かつ快適性や上質感も備えたトータルバランスを意識したセッティングだ。連続可変ダンパーを採用したエアサス「AMG RIDE CONTROL+」は、「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」という3つのドライブモードを備え、四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」は、状況に応じて前50:後50から前0:後100の範囲で可変トルク配分を行う。

「AMG 53シリーズ」は、9月からEクラスセダンおよびステーションワゴン、10月からCLS、11月からEクラスクーペおよびカブリオレへと順次拡張していく。内外装はもちろん、ダイナミックかつスポーティな胸高鳴る仕立てだ。

■グレードおよび価格
メルセデスAMG E 53 4MATIC+=1,202万円
メルセデスAMG E 53 4MATIC+ ステーションワゴン=1,239万円
メルセデスAMG E 53 4MATIC+ クーペ=1,213万円
メルセデスAMG E 53 4MATIC+ カブリオレ=1,268万円
メルセデスAMG CLS 53 4MATIC+=1,274万円

(zlatan)

画像元:メルセデス・ベンツ日本

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