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出雲地方では神無月は神有月、神々が集う「出雲大社」に参拝

IGNITE / 2018年10月5日 19時0分

出雲地方では神無月は神有月、神々が集う「出雲大社」に参拝

旧暦10月は神無月(かんなづき、かみなしづき)とも呼ばれ、今日では新暦10月の異称としても用いる。

神無月の語源は諸説あるが、よく知られているのが「神無」=「神が不在」との説。旧暦10月、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集まり神議を行うため、出雲以外には神が不在となるというわけだ。

対して出雲地方では、10月は神在月(あるいは神有月)。

島根県出雲市にある出雲大社は縁結びの神様として知られる国主大神様をお祀りする。男女のご縁のみではなく、人々を取り巻くあらゆる繋がりのご縁をいい、広く人々と幸せのご縁を結んでくださる縁結びの神様だそう。

参道の両側に松の木が並ぶ松の参道を抜けたところの手水舎で身を浄め先に進むと銅鳥居、奥に拝殿、御本殿前の八足門(やつあしもん)が佇む。

お参りの順は、御本殿前の八足門にて御本殿をお参りし、御本殿周辺の垣(瑞垣―みずがき)を左回り(時計と反対回り)に進んで、各御社殿をお参りする。

なお、神社での参拝は「2礼2拍手1礼」が一般的だが、出雲大社では「2礼4拍手1礼」で行う。

境内の御本殿裏や神苑、神楽殿周辺などところどころにうさぎのモチーフが見られる。うさぎを探しながら散策するのも楽しい。

御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事が執り行われている神楽殿にも寄ってみよう。

拝殿の注連縄は長さ6.5m、重さ1tという大きさに対しても、神楽殿の注連縄は長さ13.6m、重さ5.2tとその巨大さに目を見張る。

良縁の願掛けか、絵馬が所狭しと収められている。願い人へそれぞれの望む良いご縁がありますように。

出雲大社本殿は国宝に、桜門・神饌所2棟・玉垣・摂社大神大后(おおかみおおきさき)神社本殿など多くの建造物が重要文化財や重要美術品として登録されている。

言うまでもないが、社神社境内地・周辺社有地および出雲國造家千家國造館敷地上空でのドローンの使用は禁止、同地域でのゲームアプリ「ポケモンGO」の使用は禁止されているので念のため。

所在地:島根県出雲市大社町杵築東195

(小椚萌香)

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