ボルボの主力ワゴン、新型「V60」はディーゼルを廃してガソリンもしくはPHEVから選択
IGNITE / 2018年10月6日 22時0分
ボルボの勢いが止まらない。そして、電動化への歩みも加速させている。
9月末、ミッドサイズワゴンの「V60」を全面改良。パワートレーンは定評あるディーゼルを廃する一方(今後も導入予定ナシ)、2.0Lの直噴ガソリンターボ1機種と出力の異なるプラグインハイブリッド2機種を設定した。
新型V60は、ボルボ・エステートの人気を決定づけた「850」や歴代「V70」の伝統を受け継ぐ、日本における主力ステーションワゴン。クリーンかつクラフトマンシップ溢れる内外装はいわゆるスカンジナビアンデザインで、他ブランドとは一線を画した個性を放っている。
ボディサイズは、全長4,760(+125)×全幅1,850(-15)×全高1,435mm(-45)。数値からも想像できるように、より低くて伸びやかなスタイルが印象的だ。1,850mmへと狭められた全幅は、日本の道路環境にマッチするだろう。
さらに印象的なのは、ステーションワゴンの真骨頂ともいえる荷室の広さと使い勝手。容量はクラストップとなる529Lで、後席を倒せば1,441Lまで広がる。テールゲートは電動開閉式となる。
パワートレーンは、FF車の「T5」が2.0Lの直噴ガソリンターボ(254ps/350Nm)+8速AT、4WD車は2.0Lスーパーチャージャー直噴ガソリンターボ+電気モーター+8速ATによるPHEVユニットを採用する。「T6 TWIN ENGINE AWD」は253ps/350Nmのエンジンと87ps/240Nmの電気モーター、最上級の「T8 TWIN ENGINE AWD」は318ps/400Nmのエンジンと同じく87ps/240Nmの電気モーターという組み合わせだ。
運転支援システムでは、シティセーフティ(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)に「対向車対応機能」を新たに搭載。合計16種類以上の先進安全機能「インテリセーフ」を標準装備し、アイデンティティのひとつである安全性に磨きをかけた。
また、輸入車では現時点で唯一となる「走行距離無制限の新車5年保証」も採用。信頼性の高さをアピールするとともに、気に入ったクルマに長く乗りたいユーザーにとっても大きな安心が生まれるだろう。
■グレードおよび価格
V60 T5 モメンタム=499万円
V60 T5 インスクリプション=599万円
V60 T6 ツインエンジン AWD インスクリプション=749万円
V60 T8 ツインエンジン AWD インスクリプション=819万円
(zlatan)
画像元:ボルボ・カー・ジャパン
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