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ジャガー初の量産EV「I-PACE」は470kmの航続距離と驚きの走破性を併せもつ

IGNITE / 2018年10月8日 22時0分

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メルセデス・ベンツEQCやアウディe-tronなど、プレミアムブランドからピュアEVの市販モデルが続々と登場している中、ジャガーがそれらに先駆けて日本市場への導入をスタートした。

ジャガー初の量産EVは、エレクトリック・パフォーマンスSUVと銘打たれた「I-PACE(アイ-ペイス)」。すでに9月26日から受注が始まっている。

新型I-PACEは、ジャガーが白紙からデザイン・開発したピュアEV。90kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、470km(WLTPサイクル)という余裕の航続距離を実現している。Cd値はわずか0.29。格納式のフラッシュ・ドアハンドルも空力および航続距離の向上に貢献している。

その驚異的なパフォーマンスは、EV=退屈という古い概念とは全くかけ離れたものだ。最高出力は400ps、そして最大トルクは圧巻の696Nmを発揮。0-100km/h加速は4.8秒をマークするという。

また、車体の94%にアルミニウムを使用した専用アーキテクチャーを採用し、50:50の前後重量配分やジャガー史上もっとも優れたねじり剛性(36kNm/deg)を実現するなど、加速性能だけでなくスポーティなハンドリングやフットワークにも期待が膨らむ。

ブレーキシステムは、回生ブレーキと機械式ブレーキを一体制御する電動ブレーキサーボを採用。high(高回生)とlow(低回生)の2段階から強度を選択できる回生ブレーキのほか、アクセルペダルだけで加速・停止まで行う、いわゆる“ワンペダルドライブ”も可能にしている。

充電にかかる時間(0%から80%まで)は、普通充電(7kW)で約10時間、100kWの急速充電で約40分、日本市場向けに対応したCHAdeMO方式(50kW)で約85分とされている。また、5年の新車保証とバッテリ-保証を全グレードで付与するなど、EVライフの不安を取りのぞく配慮もなされている。

ボディサイズは全長4,682×全幅2,011×全高1,565mm、ホイールベースは2,990mm。新時代のキャブフォワード・デザインとEVパワートレインによって、ミッドサイズでありながらラージサイズSUVに匹敵する室内空間を確保している。荷室も通常時で656L、2列目を畳むと1,453Lまで拡大する。

さらに連続可変ダンパー付エアサスペンションをオプションで選べば、最低地上高が通常90mmから乗降時には40mm下がり、オフロード走行時には最大50mm上がる。EVでありながら、最大水深500mmまでの渡河走行を可能にしている点は、ジャガー・ランドローバーらしいコダワリと言えるだろう。

■グレードおよび価格
I-PACE S=959万円
I-PACE SE=1,064万円
I-PACE HSE=1,162万円
I-PACE FIRST EDITION=1,312万円

(zlatan)

画像元:ジャガー・ランドローバー・ジャパン

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