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レクサスが世界に先駆けて次世代サイドミラーを採用。間もなくデビューの新型ESから!

IGNITE / 2018年10月15日 22時0分

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10月下旬にデビューする新型レクサス「ES」に、量産車として世界初の「デジタルアウターミラー」がオプション設定される。

この細く薄いサイドミラーはコンセプトカーなどでは早くから定番化していて、2016年には国土交通省が“ミラーレス車”を条件付きながら解禁していたが、いよいよ普及に向けて動き出した。

レクサスが開発したデジタルアウターミラーは、車両のフロントドア外側のカメラで撮影した左右後方の映像を、Aピラーの内側に設置された左右の5インチディスプレイに表示させて視界を確保する次世代技術だ。

従来の光学ミラーに比べると、ゆがみが少なく視野は広く、ドライバーの視線移動は少なく、天候の変化にも強い。

ウインカー操作時は自動的に表示エリアを広げて死角を減らし、よりスムーズで安全な運転をサポートしてくれる。もちろん駐車時も、リバース操作に連動して視界を広げてくれる。夜間やトンネルなどでは、映像の明るさを自動修正することで視認性を確保する。

アウターミラーの形状は想像していたよりもスタイリッシュではないかもしれないが、これはカメラ部分に水滴が付着しにくいことを考慮したもので、さらにカメラにヒーターを内蔵することで雨天時や降雪時でも変わらぬ性能を発揮する。たとえサイドウィンドウが曇ってしまっても、ドライバーは左右後方の安全を確認できるというわけだ。

また、従来の光学ミラーよりも薄く小型であるため、斜め前方の見通しも良くなっている。同じ理由で風切り音も減るため、静粛性アップにも貢献する。

他車との距離感など、映像と現実をすり合わせるには一定の“慣れ”が必要だろうが、慣れてしまえば運転時にかかるストレスは大きく減るだろう。

コストを考えると当面は高級車かつオプション装備の域を出ないとはいえ、次世代技術として注目に値することに変わりはない。また、既にコンセプトカーとしてi8のミラーレス仕様を発表しているBMWをはじめ、独プレミアムブランドの動向からも目が離せない。

(zlatan)

画像元:LEXUS

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