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マルセイユの港に沈む夕日を眺めながら、肉料理に舌鼓を打とう!

IGNITE / 2018年11月16日 21時0分

マルセイユの港に沈む夕日を眺めながら、肉料理に舌鼓を打とう!

マルセイユの旧港は「コの字型」になっており、ぐるりと囲むようにしてレストランが並ぶ。港町だから魚介類を扱う店も多く、またマルセイユ名物「ブイヤベース」が楽しめる店もある。

しかし、ここはあえて肉料理で攻めてみた。

港側から大きな道を渡ると、著名なホテルの1階部分に「hipopotamus」というレストランを発見。カバのキャラクターが可愛い、その名も「カバ」という店だ。

店内は非常に広く、「外の景色を眺めるなら、2階がいい」と言われ、2階に案内してもらった。ここからは、マルセイユ港と街がよく見える。

日が沈んで空の色がどんどん変わっていくのも見え、「今日も1日お疲れ様」というホッとした気分になる。地中海に面する南仏ならではの美しい夕暮れを、ぜひ堪能してほしい。

メニューはアラカルトと簡単なコースがある。「Menu」と書いているのは「メニュー」ではなく、セットの意味。前菜、主菜、デザートに最後のコーヒーまでつくのが主流。何が含まれているかきちんと書かれているので、よく読んで選ぼう。

豪快なステーキは塩を振っただけのものだが、非常に美味。ジューシーで脂っこさもなく、絶妙な火加減だ。

顔より大きなバーガーも美味しい!肉の旨味というのは、こうやって引き出すのだと考えさせられるような絶品バーガーだった。

もちろん、ワインも色々と試せる。ワインメニューにはフランスの地図が描かれ、ワインの説明が分かりやすく書いてあった。

「この地方のワインが飲みたい」など、オススメを聞くのも吉。今回は近くの「Côtes du Rhône(コート・デュ・ローヌ)」の赤ワインをいただいた。

なんでもない、気取っていない「カバ」なんていう可愛いレストランだが、出すものは最高!

港町ゆえに海鮮料理にこだわらず、肉料理にも舌鼓を打ってみてほしい。フランス流の、肉の扱い方に脱帽だった。

(田原昌)

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