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東山魁夷にも描かれた神秘の湖「希望湖」を訪ねて

IGNITE / 2018年11月20日 21時0分

写真

斑尾高原は夏は避暑地として、冬は積雪量に恵まれるスキー場として、春・秋にはアウトドアスポーツやトレッキング、バードウォッチング、自然体験などシーズンを問わず楽しめるオールシーズンリゾート。

斑尾高原トレッキングトレイルは、1,000mの高原に点在する湿原や湖沼、3つの山頂を結ぶウォーキングコース。車道を歩くことなく、自然を感じながら歩くことができる。

斑尾山を湖面に映す周囲を森に囲まれた小さな湖「希望湖(のぞみこ)」周辺では湖を一周する2.5kmの周回トレイルや、希望湖から沼の原湿原に通じる1.9kmの希望湖トレイルがある。

自然が豊富でウグイス、ホトトギス、カッコウ、キセキレイなど野鳥の声を聞くこともできる。

コイ、フナ、オイカワ、ワカサギ、ブラックバスなどが生息する湖は4月下旬ころから10月初旬、有料でのフィッシング解禁期間となり多くの釣り人が訪れる。

ブラックバスフィッシングは斑尾山を挟んだ野尻湖や、近くの斑尾赤池などとともに盛んで、バスフィッシングの穴場でもある。

バスフィッシングを愉しむ釣り客が乗るボートが湖に浮かぶのも絵になるだろう。

釣りのシーズンが終わった11月初旬には人影は見られず静寂の湖が佇んでいた。湖面には岸に迫る木々の姿や青い空が映り、時折魚が湖面を揺らしている。

ボートハウス周辺も賑わいを終えひっそりと自然の景観と馴染んでいる。

飛び石の先には小さな島があり渡ることができる。

湖の周辺にはところどころにベンチが置かれているので、景色を見ながらお弁当やお茶を楽しんだり休憩したりできる。

例年紅葉の見頃は10月中旬から11月上旬。11月中旬頃には葉がほぼ落ちてしまうが、落ち葉の上を歩くトレッキングも妙味。

日本画家の東山魁夷にも描かれた神秘の湖「希望湖」。シラカバやブナの原生林に囲まれた美しい湖で静かな時間を過ごしてみては。

(小椚萌香)

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