クルマ好きが歓喜した新型アルピーヌ A110がいよいよ本格導入
IGNITE / 2018年12月16日 19時0分
フレンチスポーツ「アルピーヌ」が復活の雄たけびを上げたとき、世界中のクルマ好きが歓喜したと言ってもいいだろう。
日本ではこれまで50台の限定モデルのみだったが、いよいよ12月7日からカタログモデルの販売が始まった。
新型アルピーヌ A110には、走りの愉しさを純粋に追い求めた「ピュア」と、快適性をバランスさせた「リネージ」という2つのグレードが設定された。
パワートレーンやタイヤサイズ(前:205/40R18、後:235/40R18)など、走りにまつわる要素は基本的には共通だが、20kgの車重差(ピュア=1,110kg/リネージ=1,130kg)のほか、装着ホイールやキャリパーの色などが異なる。
「ピュア」では先の限定モデルと同じFuchs製の鍛造アルミホイールとブルーキャリパー、「リネージ」ではオリジナル(先代)を彷彿とさせるアルミホイールとブラックキャリパーが奢られる。
また、グレードだけでなくハンドル位置の左右によっても、選べるボディカラーが変わる。ボディカラーは全4色あるものの、たとえば「ブラン イリゼ M(白)」と「ブラン グラシエ(グレー)」は実質的にピュアの右ハンドル専用色、「グリ トネール M(黒)」はリネージ専用色となる。イメージカラーの「ブルー アルピーヌ M」は、リネージの左ハンドル車では選べない。
内装では、シートの違いがそのままキャラクターの違いになっている。いずれもサベルト製だが、ピュアは1脚あたり13.1㎏の軽さやホールド性の高さが際立つモノコックバケットシート、リネージは高さ調整・リクライニング・ヒーター機能が付いたレザースポーツシートを採用する。
ステアリングのセンタートリムは、ピュアがブルーで、リネージがブラック。また、リネージにはフォーカル製・4スピーカーに加えて、サブウーファーも備わる。
ミッドに積む1.8L直噴ターボエンジンは、最高出力252ps/6,000rpm、最大トルク320Nm/2,000rpmを発生。組み合わせるトランスミッションはダイレクト感と素早い変速に秀でる7速DCTで、ミッドシップとして理想的な前後重量バランス(前:44%、後:56%)も実現している。根底に流れるドライビングプレジャーは、もちろん両グレードで共通している。
(zlatan)
画像元:アルピーヌ・ジャポン
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