新型「プリウス」はクリーンで親しみやすいデザインへと表情一変!
IGNITE / 2019年1月6日 13時0分
ときにデザインを酷評されながら、またライバルの増加やSUV・EVが脚光を浴びる市場環境の変化に直面しながらも、ハイブリッドカーの先駆けとして一定の販売を堅持している「プリウス」だが、もちろん今の状況は満足できるものではないだろう。
2015年12月の発売から丸3年、今回のマイナーチェンジでは“クリーンで親しみやすい”デザインへとその表情を一変させ、大きなテコ入れを図っている。
デザイン変更のポイントは、ヘッドライトとテールランプの造形だ。従来のデザインは縦長を強調しすぎるあまり、フロントは歌舞伎の隈取、リアは鳥居にも見えるほど奇抜で、賛否両論(といっても反対優勢)を巻き起こしたものだが、今回はよりコンベンショナルな横基調を採用している。
この改良によって、プリウス本来の知性をアピールしつつ、親しみやすさも取り戻したといえるだろう。ボディカラーには新しいデザインを引き立てる、鮮やかな「ブルーメタリック」と「エモーショナルレッドⅡ」を追加した(全9色)。
内装ではインパネやコンソールトレイなどにブラック加飾を採用して、より上質で落ち着いた空間を演出。また、「プリウスPHV」と同様の縦型ディスプレイも選べるようになった。
未来のモビリティを先取りした“つながる機能”も強化されている。専用通信機「DCM」を全車に標準装備するとともに、ヘルプネットやマップオンデマンドなどを利用できる「T-Connectサービス」も3年間無料で提供する。
安全面では、昼間の歩行者も検知対象とするプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、ステアリング支援も行うレーンディパーチャーアラート、全車速レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティセンス」を全車に標準装備した。
雪国ユーザーに向けては、「E-Four(電気式4WDシステム)」搭載車がほぼ全グレードに設定されている。
■グレードおよび価格
プリウス E=251万8,560円(FF)
プリウス S=256万5,000円(FF)/275万9,400円(E-Four)
プリウス S “ツーリングセレクション”=273万2,400円(FF)/292万6,800円(E-Four)
プリウス A=284万2,560円(FF)/303万6,960円(E-Four)
プリウス A “ツーリングセレクション”=300万6,720円(FF)/320万1,120円(E-Four)
プリウス Aプレミアム=317万5,200円(FF)/336万9,600円(E-Four)
プリウス Aプレミアム “ツーリングセレクション”=328万4,280円(FF)/347万8,680円(E-Four)
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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