伝統と未来を融合した新型「ポルシェ911」が間もなく日本へ
IGNITE / 2019年2月15日 23時0分
スポーツカーのアイコンである「ポルシェ911」が、第8世代となる新型へと生まれ変わり、発売日こそ未定ながら1月末から日本での予約受注が始まった。
コードネーム「タイプ992」と呼ばれる新型は、初代デビューから55年の伝統と連続性、そして未来へのビジョンが融合されている。
新デザインをまとい、ぐんと力感が増した印象を受ける新型911カレラS&カレラ4S。ボディサイズは全長4,519×全幅1,852×全高1,300mm(欧州仕様値)となり、今回からRRや4WDという駆動方式を問わずに全幅が共通になった。
また、タイヤサイズはフロントが20インチ、リアが大径化された21インチを履き、フェンダーアーチの膨らみは前後ともに拡大されている。
その他のディテールも見るべき部分が多く、初代911を彷彿させるフロントリッドのライン、4灯のデイタイムランニングライトとロービームを統合したLEDヘッドライト、ドアと面一の電動ポップアウト式ドアハンドル、ワイドな可変式リアスポイラーなど、これまでの連続性と現代的な要素を巧みに融合している。
内装デザインのアプローチも同様だ。ダッシュボードは従来までの縦型センターコンソールではなく、空冷時代の911を連想させる水平基調へとチェンジ。メーターパネルは中央の回転計のみアナログを残し、他はすべて薄型ディスプレイによるデジタル表示としている。
搭載する3.0L水平対向6気筒ターボは、最高出力450ps/6,500rpm、最大トルク530Nm/2,300-5,000rpmを発生。これは先代を30ps/30Nm上回るスペックとなる。
トランスミッションは8速PDKを組み合わせ、0-100km/h加速は後輪駆動のカレラSが3.7秒、4WDのカレラ4Sが3.6秒と、それぞれ先代より0.4秒速いタイムをマークしている。スポーツクロノパッケージをオプション装備すれば、さらに0.2秒速くなる。
新開発の「ポルシェ・ウェットモード」もハイライトのひとつだ。この機能は路面の水を検知し、ドライバーに知らせることでウェット走行の安全性を高めるもので、両モデルに標準装備される。また、熱探知カメラを備えた「ナイトビジョンアシスト」もオプションで選ぶことができる。
その他、ベーシックな「カレラ」をはじめ、電動ソフトトップを備える「カブリオレ」なども近い将来に日本へやってくるはずだ。
■グレードおよび価格
911カレラS=1,666万円
911カレラ4S=1,772万円
(zlatan)
画像元:ポルシェジャパン
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