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日本酒のこれからを担う、新たなジャンルの酒「加温熟成解脱酒」

IGNITE / 2019年3月8日 17時0分

日本酒のこれからを担う、新たなジャンルの酒「加温熟成解脱酒」

今年1月、秋田酒類製造が生み出した純米吟醸酒「加温熟成解脱酒」の試飲会が開催された。

この「加温熟成解脱酒」は、日本よりも先にパリのトップシェフやソムリエに注目されている日本酒。

■「加温熟成解脱酒」 が、なぜパリで人気があるのか、その魅力を改めて日本で紹介

半年の熟成で10年古酒のような色と香りを持ちながら、できたてのフレッシュさを持ち、喉ごしすっきりな日本酒という相反する魅力を持つ、これまでにないお酒。

試飲会では、日本酒をぬる燗や上燗で飲む習慣を取り入れ、日本酒と料理とのマリアージュを披露。解脱酒の持ち味を料理と合わせることでいっそう明確に際立てることを狙った趣向だ。これは、解脱酒の開発者も気づかなかった日本人ソムリエだからこそ見出した、この酒のポテンシャル。

単に冷やしてワイングラスで飲むだけでなく、酒の温度帯を変えることで、様々な料理に合い、且つ、その魅力を失わない日本酒。従来の日本酒にはない、どの温度帯でも個性的に変化しその味わいを楽しめる日本酒だ。

この試飲会に供された料理を担当したのは、「An Di」のシェフ内藤千博氏。

日本酒の専門家や愛好家、料理関連のジャーナリスト、フーディの方々からもこの「加温熟成解脱酒」と料理のマリアージュに驚愕の声があがった。

■冷や・ぬる燗・上燗の温度帯ごとの味わい、最高のペアリングでゲストを魅了

この日用意したのは、3つの異なる温度帯の解脱酒とそれぞれに合う料理。

香りや酸味、そのバランスの変化に合わせたペアリングに、ゲストも驚嘆の声を上げた。

■試飲会での賞賛の声

『SAKETIMES』の小池編集長は、一般的な酒は熟成すれば、複雑味が増し、それにつれて重厚感が出るが、解脱酒は複雑味がありながら軽やかな飲みごたえ。つまり相反する要素が存在している。小池氏の豊富な知見をしても「未知なる酒」という評価を。

コラムニストの中村孝則氏は、最初は酒精強化ワインに近いニュアンスかなと感じたが、味わうほどにより軽くよりすっきりしている。日本酒という範疇を飛び越える、新しいジャンルのお酒と評した。

また、温度感による酸味のバリエーションの多彩さも新しい発見として評価された。「日本酒の新たな可能性を感じることができた」とミス日本酒の須藤氏。

その他にも、「未知の酒だ」「各国の料理に間違いなく合う」と和食だけでなく様々な料理と合わせられるポテンシャルに称賛の声が相次いだ。

■日本を代表するソムリエ大越氏も最高の評価 

「加温熟成解脱酒」のポテンシャルを見抜いた大越基裕氏。「加温熟成解脱酒は、フレッシュだけどシンプルではない。ここまで味をクリーンにして、ここまでの香りを出せる日本酒はいままで見た事がない。新しい味のスタイル、新しい世界観の酒」であると最高の評価をされた。

パリの有名シェフやソムリエも太鼓判の「加温熟成解脱酒」をゆっくり味わいたい。

(MOCA.O)

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