春の花の幻想的な世界〜東京・お台場「エプソン チームラボボーダレス」春のデジタルアート登場
IGNITE / 2019年3月8日 11時0分
日本には四季があり、移ろう季節を花とともに楽しむ風情がある。
「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」では、春の季節にだけ見られる作品群が登場。梅や桜、牡丹といった春から初夏にかけての花を、幻想的なデジタルアートの世界で楽しもう。
■季節の花を楽しむ
作品「花の精霊」には沈丁花(3月)や蓮華草(4月)、「積層された空間に咲く花々」には梅(2月~3月)や牡丹(4月~5月)、「地形の記憶」には春の景色(3月~5月)が広がる。
また、3月から4月にかけて「呼応するランプの森」には、桜(さくら)の1色でランプが輝く「呼応するランプの森 – ワンストローク、桜」が。
更に、山吹(やまぶき)、裏山吹(うらやまぶき)、青山吹(あおやまぶき)、花山吹(はなやまぶき)、桃(もも)の、5色の春の野山の色で輝く「呼応するランプの森 – ワンストローク、春の野山」が登場。
いずれも体験できるのは、春の季節のみ、3月から5月まで。また期間中でも、時期によって見られる花の種類・作品が異なるので、何度訪れても違った景色が楽しめるのだ。
■春の作品群
天井から吊るされた数々のランプが人に呼応して輝き、伝播していくという「呼応するランプの森 – ワンストローク、桜」は、春の色である「桜」の一色で輝く。
コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けいる「花の精霊」では、花々が生まれ、成長し、やがて散っていく姿を描く。人が触れればゆれ、散っていく。
「積層された空間に咲く花々」では、来場者は、他者にスクリーン越しに見られた時、展示空間だけでなく、作品世界においても、完全に作品の一部となる。人は、花々に埋もれていく。
分け入ることのできる高低差のある空間で、悠久な里山の景色を描く「地形の記憶」では、現実の時間の流れと共に、作品世界が移ろっていく。春まだ小さく青々しい稲は、夏頃には大きく成長し、秋頃には黄金色になるだろう。そして、現実の時間の流れとともに、昆虫や花々なども変わっていく。
デジタルな世界ではあるが、現実のように移ろい、同じ景色は二度と見られない。その儚さと幻想的な空間とともに、作品の一部になってみては。
所在地:東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
料金:大人3,200円
開館時間:月~金 10:00〜19:00、土日祝 10:00〜21:00
URL:http://borderless.teamlab.art/jp
※写真は参考画像
(田原昌)
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