深川の料亭文化が蘇る!川床を使った河川空間の活用がスタート!
IGNITE / 2019年3月23日 11時0分
京都の鴨川で有名な「川床」。
今回、東京の深川で河川敷を川床として活用されることが決まった。以前栄えた、深川らしい料亭文化の復活だ。
©(株)竹中工務店(企画、設計監修)
国土交通省では、全国において河川空間のオープン化を図り「河川敷地占用許可準則」の一部を改正、民間事業者等による河川敷地の利用が可能となった。
そこで「NPO法人江東区の水辺に親しむ会」が川床設置者となり、沿川の店舗「割烹金柳」が川床使用者となる。川と共にある江東区・深川地域の大きな一歩だ。
■目的
かつて、木の街であった深川エリアにおいて川床を創造し、水辺を木質化することによって、京都の川床や、大阪の北浜テラスのような、水辺のにぎわいや観光名所づくり、水辺に親しむ文化を創出する。
©(株)竹中工務店(企画、設計監修)
■川床での体験
本格的な料亭の味を、気軽に楽しむことができ、唄や三味線、手古舞、獅子舞、お囃子などの深川に昔から息づいている伝統・文化・芸能を披露するイベントを定期的に開催予定。
■川床設置場所について
深川地域の中で、門前仲町は伝統芸能の発信の場であり、有数の繁華街でもある。大横川沿いは桜並木が並び、春は「お江戸深川さくらまつり」でにぎわう場所だ。
■割烹金柳について
大正10年に創業して以来、悠然と流れる大横川のほとりにたたずむ、いまでは数少ない歴史ある割烹料理店。かつてのいわゆる「深川情緒」を色濃くのこした佇まいは、まるで当時の風俗や人情を現代に甦らせてくれるようだ。
■木を通じて川上と川下をつなぐ
使用する木材にこだわり、大横川の荒川上流に位置する埼玉県小川町の木材を使用。川の上下のつながりをつくる。
桜の咲く頃はもちろん、東京にあってのんびりと過ごせる空間ができそうだ。
WEBサイト:https://fukagawakawayuka.wixsite.com/fukagawa-kawayuka
※画像は全てイメージ
(田原昌)
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