フラッグシップSUV「XC90」に、ボルボ最強のクリーンディーゼルを搭載
IGNITE / 2019年3月30日 8時0分
V40やXC40をはじめとした比較的コンパクトなモデルが好調を牽引しているボルボだが、やはりフラッグシップである「90」シリーズの売れ行きは気になるところだろう。その中でも、人気のSUVである「XC90」にかかる期待は大きい。
3月初めに導入されたXC90として初のディーゼルモデルは、まさにそうした期待を一身に背負っていると言ってもいいだろう。もちろん、我々ユーザーにとっても待望のディーゼルモデルでもある。
XC90に追加された2.0L直噴ディーゼルターボ「D5」は、XC90として初のディーゼルであると同時に、ボルボのクリーンディーゼルの中でもっとも高出力のパワートレーンでもある。
最高出力は235ps/4,000rpm、最大トルクは480Nm/1,750-2,250rpmを発生。ターボラグを低減するべく、低回転域からの加速時に圧縮エアをターボチャージャーに送りこむ「Power Pulseテクノロジー」を採用し、走り出しから力強く、そして途切れのない加速を実現している。
環境面の対策は昨今の欧州車と同じく、SCR触媒コンバーターやAdBlueなどを用いている。組み合わせるトランスミッションは8速AT、駆動方式はAWD。
今回の追加により、XC90は4種類のパワートレーンから選べるようになった。「D5」のほかは、出力違いの2.0L直噴ガソリンターボ「T5」と「T6」、プラグインハイブリッドの「T8」が揃う。
運転支援システムは“安全のボルボ”のフラッグシップSUVに相応しく、いま考えられる様々な機能のすべてが標準装備となる。
具体的には、歩行者・サイクリスト検知機能付衝突回避・被害軽減ブレーキシステムをはじめ、全車速追従式ACC、レーンキープアシスト、BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)、オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)など、実に16種類以上もの運転支援システムが備わる。
■グレードおよび価格
XC90 D5 AWD モメンタム=859万円
XC90 D5 AWD インスクリプション=944万円
XC90 T5 AWD モメンタム=789万円
XC90 T6 AWD インスクリプション=954万円
XC90 T8 ツインエンジン AWD インスクリプション=1,084万円
XC90 T8 ツインエンジン エクセレンス=1,309万円
(zlatan)
画像元:ボルボ・カー・ジャパン
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