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葛飾北斎の高精細な複製品が「すみだ北斎美術館」で展示

IGNITE / 2019年6月25日 11時0分

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門外不出となっている国立スミソニアン協会フリーア美術館所蔵の葛飾北斎の肉筆画。そのコレクションの高精細な複製品が「すみだ北斎美術館」で展示される。

■北斎による門外不出の作品をぜひ日本で

「すみだ北斎美術館」で開催される「綴プロジェクト 高精細複製画で綴るスミソニアン協会フリーア美術館の北斎展」(2019年6月25日~8月25日)において、「すみだ北斎美術館」所蔵の約130点の作品と併せ、キヤノンの「綴プロジェクト」第12期作品が展示される。

米国の国立スミソニアン協会フリーア美術館は、全ての所蔵品の持ち出しを禁じており、現地を訪問しない限り鑑賞することができない。

キヤノンは「綴プロジェクト」第12期作品として、そのコレクションの中から「玉川六景図」「波濤図」など葛飾北斎の肉筆画13点の高精細複製品を制作し本展覧会に協力。

■国立スミソニアン協会フリーア美術館

1923年にアメリカのワシントンD.C.に設立された美術館で、スミソニアン博物館群のひとつ。

所蔵作品は、実業家チャールズ・ラング・フリーア(1854-1919)が、収集した美術品をはじめ、約2万6000点(うち日本美術は1万2700点)に及ぶ。中でも、葛飾北斎の肉筆画は世界屈指のコレクション。

■「綴プロジェクト」

オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈している。

版画だけでなく多くの肉筆画を残した北斎による門外不出の作品をこの機会に堪能してみては。

*画像はフリーア美術館提供。

キヤノン 綴プロジェクト:https://global.canon/ja/tsuzuri/

(MOCA.O)

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