ジープ・ラングラーに最強オフローダー「ルビコン」が仲間入り

ジープ・ラングラーに、いよいよ最強のオフロード性能を誇る「ルビコン」が加わる。発売は5月18日。

また、4月4日（4×4の日）から始まった世界共通のキャンペーン「ジープ 4×4 エクスペリエンス」では、世界中の人々による「4×4がある生活」を見ることができる。ぜひインスタグラムやFacebookのハッシュタグ「#4×4day」からチェックしてみてほしい。

過酷なトレイルで一定の性能試験をクリアしたモデルのみに与えられる「Trail Rated」バッジ。ラングラーでは全グレードにこのバッジが備わるものの、その中でも最強のオフロード性能を誇るのが「ルビコン」だ。日本では5ドア仕様のアンリミテッドにのみ、この最強オフローダーが導入される。

パワートレーンは3.6リッターV6ガソリンに8速ATを組み合わせ、最高出力284ps/6,400rpm、最大トルク347Nm/4,100rpmを発生する。このあたりは3ドア仕様の「スポーツ」と同じ。

4×4システムはルビコンのみ、「ロックトラックフルタイム4×4システム」を装備する。これは専用の変速比を与えた副変速機により、岩場や凹凸のある急勾配など極低速で地を踏みしめるように進む場面で威力を発揮する。技術的には、ローレンジの変速比が通常の2.717から4.000にまで低レンジ化され、最終減速比も3.454から4.100へと変更されている。

また、必要に応じて任意で後輪のみ、または前後輪両方を直結状態にできるディファレンシャルロックを装備し、ディファレンシャルを内包する前後アクスルには、ヘビーデューティ仕様となるDana社製の「Dana44」を採用している。

さらに、悪路においてフロントアクスルをより柔軟にストロークさせることができる「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」も備える。

内外装では、ルビコン専用の17インチアルミホイールや255/75R17サイズのマッド＆テレインタイヤ、ブラック仕様のハードトップおよびフェンダーフレア、車体のダメージを緩和するロックレールへと変更したサイドステップ、専用レザーシートなどを装備する。

■グレードおよび価格
ラングラーアンリミテッド ルビコン＝588万6,000円
ラングラーアンリミテッド サハラ＝573万3,720円
ラングラーアンリミテッド スポーツ＝504万3,600円

（zlatan）

画像元：FCAジャパン