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貴重な5ナンバーサイズワゴンの「シャトル」がマイナーチェンジ

IGNITE / 2019年5月28日 11時0分

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猫も杓子もSUVという風潮になってから久しいが、ワゴンだって捨てたものではない。低い重心高による走行安定性や広い荷室、ユーティリティの高さは、言うなればセダンとSUVのイイトコ取りと捉えることもできるだろう。

その中でも、日本の道路事情にマッチし、取り回し性に優れる5ナンバーサイズのワゴンは貴重な存在。5月10日にマイナーチェンジを実施した「ホンダ シャトル」も堅調な販売を続けている。

今回の改良では、そのほとんどを上級グレードの「ハイブリッド Z」や「ハイブリッド X」を対象とし、内外装デザインを刷新するとともに機能面の充実を図っている。

まず外装では、前後バンパーとフォグライトの形状を変更し、より低重心かつワイドな見た目を獲得。テールゲートとリアコンビネーションランプは、シャープさを強調したデザインへとブラッシュアップしている。また、アウタードアハンドルやサイドシルモールなどにクロームメッキパーツを採用して、上質感を高めた。

ボディサイズは全長4,440×全幅1,695×全高1,545(4WD車は1,570)mm。パワートレーンはハイブリッド仕様とガソリン仕様の2種類から選べるものの、販売の大部分をハイブリッド仕様が占める。

そのハイブリッド仕様は、1.5Lのアトキンソンサイクルエンジン+モーター+7速デュアルクラッチという組み合わせ。EVモードも備え、WLTCモード燃費は25.5km/L~20.4km/Lをマークする。使用燃料はレギュラーガソリン。

一方の内装では、最上級グレードの「ハイブリッド Z」で光沢感のあるピアノブラックを採用。シートデザインの刷新も行い、新たに本革シートもオプションで選べるようになった。また、リアセンターアームレストにカップホルダーが追加されている。

そのほか、防音材の見直しによる静粛性の向上を図るとともに、運転支援システム「ホンダ センシング」が新たにオートハイビームを加えた全9機能へとアップデートされた。

■グレードならびに価格
ハイブリッド Z・ホンダ センシング=255万9,600円(FF)/272万1,600円(4WD)
ハイブリッド X・ホンダ センシング=237万4,920円(FF)/256万9,320円(4WD)
ハイブリッド・ホンダ センシング=211万8,960円(FF)/231万3,360円(4WD)
G・ホンダ センシング=177万5,520円(FF)/196万9,920円(4WD)

(zlatan)

画像元:ホンダ技研工業

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