モーターのみで最長44kmを走る、新型カイエンEハイブリッドが登場
IGNITE / 2019年6月15日 21時0分
6月7日、新型カイエンEハイブリッドの予約受注が始まった。現行カイエンは2017年にフルモデルチェンジを受けた3代目。日本ではこれまで「カイエン」と「カイエンS」、そして「カイエンターボ」の3機種で展開されていたが、いよいよ最新のプラグインハイブリッドモデルが加わった。
同時に、カイエンシリーズ全体のコンフォート&アシスタンスシステムの範囲を拡張し、日本仕様ではレーンチェンジアシストとアダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備される。
新型カイエンEハイブリッドは、パワフルな3.0LのV6エンジン(340ps/450Nm)と高出力モーター(136ps/400Nm)、8速AT、14.1kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーを搭載する。システム合計では、462psの最高出力と700Nmの最大トルクを発生する。
標準装備となるスポーツクロノパッケージのスポーツプラスモードを選択した場合、0-100km/h加速は5.0秒をマークする。ちなみに「カイエン」は5.9秒、「カイエンS」は4.9秒、「カイエンターボ」は3.9秒と公表されている。
またスポーツプラスモード選択時は、すべての回転域で連続してブーストトルクを発揮し、俊敏性を大幅に向上させる。
14.1kWhのバッテリー容量は、先代の10.8kWhから約30%増加。これによって、電気モーターのみのゼロエミッション走行は最長44kmまで延び、時速135km/hまでほぼ無音で加速する。
平均燃料消費量(NEDC)は、3.4~3.2L/100km(約29.4~31.3km/L)。チャージング開始時間の設定やバッテリー残量の確認は、専用アプリからリモートでも操作できる。
そのほか、アクティブ制御の4WDシステムやPTM(ポルシェ・トラクションマネジメントシステム)、PASM(ポルシェ・アクティブサスペンションマネジメントシステム)などを標準装備する。
また、ハイブリッドモデルとして初めてPDCC(ポルシェ・ダイナミックシャシーコントロールシステム)がオプションで選択できるようになった。価格は1,216万円で、右ハンドル仕様のみ。
一方、4月から予約受注が始まっている新型カイエンクーペにも、遅かれ早かれ「Eハイブリッド」が追加されることだろう。
■グレードおよび価格
カイエン=1,012万円
カイエンEハイブリッド=1,216万円
カイエンS=1,330万円
カイエンターボ=1,902万円
(zlatan)
画像元:ポルシェジャパン
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