新型「F8トリブート」は歴代V8フェラーリに敬意を示す“集大成”
IGNITE / 2019年7月30日 21時0分
フェラーリの新型V8ミッドシップスーパーカー「F8 Tributo(トリブート)」が日本上陸を果たしている。このモデルはV8エンジンを搭載した308GTB(1975年)やF40(1987年)といった名車の系譜をつむぐ、「488GTB」の後継モデルとなる。価格は3,245万円。
ちなみに「トリブート」は英語の「トリビュート」にあたるイタリア語で、敬意や賞賛を意味する。言うなれば、歴代V8フェラーリに敬意を示す集大成であり、史上最速かつスリリング、そして意のままにコントロールできるスーパーカーという存在でもある。
新型F8トリブートが搭載するエンジンは、先代488GTBの高性能版たる「488ピスタ」と同様、フェラーリ史上最強の3.9L・V8ツインターボになる。
組み合わせるトランスミッションは7速デュアルクラッチで、最高出力は488GTBから+50psの720ps/8,000rpm、最大トルクも+10Nmの770Nm/3,250rpmを発生する。
0-100km/h加速は0.1秒速い2.9秒、0-200km/h加速は0.5秒速い7.8秒をマーク。最高速度は340km/hにまで到達する。
また、ターボラグをまったく感じさせない瞬発力や刺激的なエキゾーストサウンドも大きな特長として挙げられる。
ハイテク関連ではエアロダイナミクス効率が先代より10%上回るほか、車両姿勢制御のSSC(サイドスリップ・アングル・コントロール・システム)やブレーキ制御のFDE+(フェラーリ・ダイナミック・エンハンサー)が最新バージョンに更新されている。
ボディサイズは全長4,611×全幅1,979×全高1,206mm、ホイールベース2,650mm。そのデザインからは、歴代V8フェラーリへの敬意が窺い知れる。たとえばエンジンルームを覆う超軽量のレキサン樹脂製リアウインドウは、F40のデザイン要素を現代的にアレンジしたもの。片側2灯式の丸型ツインテールランプも、308GTBなどの伝統的なデザインを再現したものになる。
コックピットはドライバー重視のクラシックなレイアウトを踏襲しながら、ダッシュボードやセンターコンソール、ドアパネルなどを一新。また、新世代のHMIに加え、新デザインのステアリングホイールや円形エアベント、7インチのパッセンジャー・タッチスクリーンなども採用する。
(zlatan)
画像元:フェラーリ・ジャパン
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