素敵な看板が面白い!モーツァルト・クーゲルの老舗もある、ザルツブルク街歩き
IGNITE / 2019年9月13日 7時0分
オーストリアのザルツブルクには、現代的な建物が並び中央駅もあるNeustadt(新市街)と、ザルツァッハ川を渡って「Festung Hohensalzburg(ホーエンザルツブルク城塞)」の裾野に広がるAltstadt(旧市街)がある。
モーツァルトの生家もある旧市街で、ショッピングストリートをぶらりと歩いてみよう。
観光客も多い、旧市街の目抜き通りが「Getreidegasse(ゲトライデガッセ)」である。老舗と現代のブランド店が並ぶ、観光客に大人気の通りだ。
ここで買い物するのも良いが、少し上を見て欲しい。鉄で作られた、かっこいい看板がそれぞれの店に下がっているのが見つかるはずだ。
老舗の傘屋、ビールを自家醸造しているレストラン、果てはマクドナルドやルイ・ヴィトンまで凝った作りの看板を下げている。
この看板を見ただけで、そこにどのような品物を扱っている店があるのか、一目瞭然だったそう。ひとつひとつ写真に撮っておきたいような、そんな素敵な看板が並んでいる。
さて、日本でもすっかりおなじみ、オーストリア土産の代表となっている「Mozaltkugel(モーツァルト・クーゲル)」の老舗を訪ねてみよう。
ザルツブルクはモーツァルト生誕の地。1890年にここでチョコレートを使ったお菓子を考案したのが、「Fürst(フュルスト)」だった。
現在もその伝統的な作り方にこだわって手作りであり、その証拠が丸いチョコレートにある、ぽつんとヘソのように飛び出した場所。
モーツァルト・クーゲルは中央のマジパンに棒を打ち、チョコレートをコーティングしていくのだが、それを抜いた後にできる穴に再度チョコレートを詰めるという手間をかけている。これがこだわりであり、本物の証拠だ。
筒入りの運びやすいものから、大きな箱入りのものまで。もちろん単品で買うことも可能なので、まずは味を試してから買うのもいい。ザルツブルクのお土産として、ぜひオススメしたい一品だ。
美しい街・ザルツブルクには様々な通りがある。それぞれにどんな店が多く集まっていたのかが分かるような特徴的な名前もついており、塩で栄えた商業の街であることを改めて知る。
老舗の看板や建物を眺めながら、のんびりと街歩きをして過ごしてみよう。
(田原昌)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
信州の「歴史と文化」を味わう非日常旅のすすめ 文豪が通った松本の奥座敷で「本に溺れる」贅沢
東洋経済オンライン / 2024年9月16日 9時0分
-
なんだか懐かしい…父からもらった100万円を手に「単身渡欧」した16歳の夏休み、オーストリアに感じた故郷・北九州との共通点【N響コンマス・マロの実体験】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月15日 8時0分
-
北千住のお隣、「南千住駅」には何がある? JR貨物の物流拠点、駅チカに複数モールで超充実していた
オールアバウト / 2024年9月14日 20時35分
-
台湾旅行前にチェック! 現地コーディネーターが厳選 人と差がつく台湾土産店4選
CREA WEB / 2024年9月1日 11時0分
-
彬子女王殿下が、京都の街で「好きな通り」は、寺町通
PHPオンライン衆知 / 2024年8月24日 7時50分
ランキング
-
1認知症や急激な老化を呼ぶ免疫暴走が起こる真因 免疫が処理できないほど体内にゴミが溜まる恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 7時0分
-
2マザー・テレサもスティーブ・ジョブズも実は「サイコパス」って本当…? 人口の1%しかいない“反社会的人格者”の知られざる正体
文春オンライン / 2024年9月20日 6時10分
-
3社交辞令で褒めるとき、例えばゴルフがヘタな上司に「すごいですね!」はNG。気分をよくさせる、ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
日刊SPA! / 2024年9月20日 8時46分
-
4コスパが良いと思うエアコンのメーカーランキング! 2位「ダイキン」、1位は?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年9月18日 20時35分
-
5ひたすら同じメニューを食べ続ける…大谷翔平がアメリカに渡ってから続けているストイックすぎる食生活【2024上半期BEST5】
プレジデントオンライン / 2024年9月15日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください