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日本三大桜のひとつ根尾谷の淡墨桜を鑑賞

IGNITE / 2020年3月20日 7時0分

日本三大桜のひとつ根尾谷の淡墨桜を鑑賞

「日本三大桜」のひとつ根尾谷(ねおだに)の「淡墨桜」は、「三春滝桜」(福島県田村郡三春町)、「山高神代桜」(山梨県北杜市)とともに、大正11年10月12日に国の天然記念物に指定された。

樹齢は1,500余年、幹回りは9メートルを超える巨樹。

花の色は蕾のときは薄いピンク、満開の時は白色、散りぎわには特異の淡い墨色を帯びてくることから淡墨(うすずみ)桜と名付けられたと伝わる。

淡墨桜があるのは岐阜県本巣市の淡墨公園。開花シーズンには1日に8,000人ほどの人が訪れるという。

駐車場から屋台の並ぶ坂道を登っていくと芝生の広場に白い花を満開に咲かせていた。

淡墨桜の幹の中心の大きな穴に立てられた支柱を始め、大きく横に伸びた枝々にも多くの支柱が立てられている。老木となった淡墨桜は自身の力では枝を支えきれなくなり、多くの人の手が掛けられこの桜は守られている。

淡墨桜は囲われた柵に沿ってぐるりと360度の方向から鑑賞できる。

階段を上ると「弘法堂」と「観音堂」が建ち、観音堂では御朱印をいただくこともできる。

ご本尊は聖観世音菩薩で、大正時代に折れた淡墨桜の枝を彫って製作されたそう。

平成30(2018)年の台風で大枝が4本折れるという被害にあったが、昨年の4月には満開の雄姿を見せてくれた。

淡墨桜の後方にある桜の樹は「淡墨二世」。

近年の異常気象に負けず、根尾谷の淡墨桜が永く花を咲かせ続けられるよう願うばかり。

例年の薄墨桜の見ごろは4月上旬から中旬。

住所:岐阜県本巣市根尾板所字上段995

(小椚萌香)

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